薄毛が気になり始めた時、まず検討する薄毛対策に育毛トニックの使用があるかと思います。
TVのコマーシャルでも見かける事が多く、効果があるのではないかと期待して使う事も多いのですが、使い方次第では逆効果になってしまう事もあるのです。
そこで今回は育毛トニックの主な効果・効果がないと言われる理由・育毛トニックの効果的な使い方などについて詳しく解説していきます。
今気になっている育毛トニックがある方は、まず下記のYouTubeを確認して効果がない育毛トニックを買ってしまわないように注意してください。
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育毛トニックの主な3つの効果について
まずは育毛トニックの効果について、主なもの3つを解説させて頂きます。
市販されている育毛トニックの主成分を見ていただくと、どういった効果があるのかがお分かりいただけるかと思いますので、現在使用している育毛トニックや購入予定の育毛トニックの成分表示と比較していただけると幸いです。
それでは育毛トニックの主な効果3つを順番に解説させて頂きます。
育毛トニックの主な効果1.髪の毛の成長を促す
髪の毛は毛穴の奥にある毛母細胞が毛乳頭から栄養を摂取し、細胞分裂して角化する事で髪の毛となります。
その栄養は血液から吸収する為、全身の血行が良い状態にないと健康な髪の毛を育てる事が出来ません。
育毛トニックには血行を促進して髪の毛を育てるための成分や、毛母細胞を活性化される成分が含まれているものがあり、これらが含まれている育毛トニックは髪の毛の成長を促す作用があります。
酢酸DL-α-トコフェロール(ビタミンE誘導体)・アルギニン・L-アルギニン・D-パントテニルアルコール・ナイアシンアミド・ニコチン酸アミド・センブリエキス・イチョウ葉エキス・ショウブ根エキスなど
D-パントテニルアルコール(パンテノール)・アデノシン・IGF(ヒトオリゴペプチド-5・FGF-7)・ペンタデカン酸グリセリド・アラントイン・アセチルテトラペプチド-3・ステモキシジンなど
育毛トニックの主な効果2.頭皮環境を改善させる
健やかな頭皮環境でないと太く強い髪の毛が育たない、または髪の毛が育つヘアサイクルが乱れるといったこともあり、健康な髪の毛を育てるための土壌づくりとして頭皮環境を整える事は大切です。
育毛トニックにはその頭皮環境を整えるため、炎症や雑菌の繁殖を抑える成分が含まれています。
そして頭皮の乾燥も頭皮の皮脂分泌を過剰にさせてしまう原因になりますので、保湿成分を含んでいる育毛トニックも多いです。
ジフェンヒドラミン塩酸塩・イソプロピルメチルフェノール・ナイアシンアミド・グリチルリチン酸・アスコルビン酸(ビタミンC)・ドクダミエキス・イソフラボン・イノシトール・アルギニン・加水分解エラスチン・ヒアルロン酸・アセチルグルコミンサンなど
育毛トニックの主な効果3.抜け毛を予防する
いくらこれから生えてくる髪の毛のために良い成分が入っていても、現在生えている髪の毛が抜けてしまっては元も子もありません。
育毛トニックには現在生えている髪の毛が抜けてしまわないようにする成分も含まれている事がよくあります。
抜け毛は主に男性ホルモンのテストステロンが活性化したジヒドロテストステロンが原因になる為、テストステロンが活性化してしまわないようにする成分が主に使用されています。
L-リシン塩酸塩・オレアノール酸・エチニルエストラジオール・t-フラバノン・リデンシル・ビオチン・ヒオウギエキス・アカツメクサ花エキス・ノコギリヤシ・フコダインなど
育毛と発毛の違いとは?
育毛トニックの主な効果を見ていただいて、薄々分かっている方もいらっしゃるかもしれませんが、育毛トニックには発毛させる効果は無いと言っても過言ではありません。
では育毛トニックは発毛には全く効果がないのか?というと、現在の髪の毛の状態や使い方によっては抜け毛を減らして新たに生えてくる髪の毛を太く強いものにする効果は期待できる為、全く効果が無いとは言い切れないのが現状です。
よく似た言葉である育毛と発毛には一体どんな違いがあるのか、解説させて頂きましょう。
育毛とは健康な髪の毛を育てる事
まず育毛とは、抜け毛を減らし頭皮環境を改善する事で太く強い髪の毛を育てられるようにする事です。
その為に育毛トニックを使用するのは、薄毛になって来たのではないかと心配し始めた方や将来的に薄毛になるのを予防したいと言う事を目的とした方に向いています。
基本的に育毛トニックはドラッグストアなどで薬剤師からの説明などが無くても購入可能なもの(医薬部外品)であることが多く、最低でも3か月以上正しく使い続ける事で効果が出始めます。
発毛とは新たな髪の毛を生やす事
発毛とは髪の毛が生えてこなくなった部分にも新たに髪の毛を生やす事を言い、現在市販されている市販の発毛剤には発毛成分のミノキシジルが配合されています。
ミノキシジルは第一類医薬品ですので市販されているものでも薬剤師からの説明・指導が無ければ購入する事が出来ません。
日本国内で発毛剤と呼ばれる外用薬の成分で認可されているのはミノキシジル以外に無く、根本的に薄毛を改善させたい・薄毛の状態が進行しているAGAの方は発毛剤を使用することがおすすめです。
育毛トニックが効果ないと言われる理由
続いて育毛トニックを使用しても効果ないという声が何故多いのか、その理由は薄毛が進行した状態で育毛トニックを使い始める方が多いからです。
ここまで育毛トニックの成分や育毛と発毛の違いを見ていただいた方には分かると思いますが、育毛はどこまで行っても育毛であり髪の毛自体が生えてこない事にはいくら育毛トニックを使っても効果がないと言う事になってしまいます。
まだ初期症状の薄毛の方や将来的に薄毛を予防したい方は、頭皮環境を整え血行を改善し抜け毛を予防して健康な髪の毛を育てる育毛トニックの効果を実感していただけるでしょう。
育毛トニックの効果的な使い方
続いては育毛トニックの効果を実感できるような効果的な使い方を解説させて頂きます。
どれだけ効果のある育毛トニックでも、効果的な使い方をしなければ効果を感じる事が出来ないので、育毛効果をUPさせる効果的な使い方を実践してみてください。
育毛トニックの効果的な使い方①頭皮と髪の毛が清潔な状態で使用する
育毛トニックは頭皮や毛穴から育毛効果のある成分を浸透させる為、まず第一に大切な育毛トニックの効果的な使い方は頭皮や髪の毛が清潔な状態で使用する事が前提となります。育毛トニックを使う前に正しいシャンプーの方法で頭皮や髪の毛を清潔にし、適度に乾かした後で育毛トニックを使うようにしましょう。
朝の使用時にはヘアセットをする前に育毛トニックを使用するようにし、整髪料は育毛トニックを付け乾いた後で使うことがおすすめです。
また、正しいシャンプーの方法を以下の記事で紹介していますので、是非参考になさってください。
育毛トニックの効果的な使い方②分け目を作って地肌へ浸透させる
頭皮や髪の毛が清潔な状態になり適度に乾かしたら育毛トニックを付けていくのですが、この時にしっかりと分け目を作って頭皮に直接育毛トニックを塗布する事が育毛トニックの効果的な使い方です。
育毛トニックの液剤が流れ落ちてこないよう、塗布したらすぐに軽くなじませていきましょう。
なるべく小分けにして満遍なく説明書に書かれた用量の育毛トニックを使用し、こまめになじませていくことをおすすめします。
育毛トニックの効果的な使い方③頭皮をマッサージする
気になる箇所全体に育毛トニックを塗布する事が出来たら、育毛トニックがしっかりと浸透するように指の腹で優しくマッサージしていきましょう。
育毛トニックを塗布して2~3分程度自然乾燥させた状態で行う事が効果的な使い方なのですが、これは育毛トニックの有効成分を指でぬぐい取ってしまわない為です。
時間がない方はドライヤーの冷風を当てて乾かす事も良いのですが、温風ですと成分が蒸発してしまいせっかくの育毛トニックを効果なしの状態にしてしまうので避けてください。
逆効果になる育毛トニックの使い方
育毛効果の高い成分が入っている育毛トニックを使用しても、使い方が間違っていれば逆効果になって返って薄毛を進行させてしまう事があります。
どういった使い方をすると育毛トニックの効果が逆効果になってしまうのか、詳しく解説していきますので参考にして下さい。
育毛トニックが逆効果になる使い方:頭皮や髪の毛が不衛生な状態で塗布する
育毛トニックは頭皮や毛穴から成分を浸透させて効果を発揮しますので、頭皮や髪の毛が不衛生なまま使用してしまうと効果がある成分が浸透しないだけでなく雑菌の繁殖や炎症を起こしてしまう可能性があります。
期待している効果が得られないだけでなく、頭皮環境を悪化させてしまう事は育毛トニックの効果を逆効果にしてしまう事になるので、必ず清潔な状態の時に育毛トニックを効果的な使い方で塗布するようにしましょう。
育毛トニックが逆効果になる使い方:自分に合っていない育毛トニックを使用している
育毛トニックは髪質や肌質・アレルギーの有無などによって自分に合っているかどうかを選ぶ必要があります。
頭皮が乾燥している方やアレルギー体質の方がエタノールが多く入っている育毛トニックを使用する事で、乾燥が進んでしまったりアレルギーで強いかゆみや炎症を起こしてしまえば逆効果になってしまうので、自分の肌質にあった育毛トニックを選ぶことが大切です。
また、含有されている成分に対してアレルギーがある場合もありますので、アレルギー体質の方は使用前に必ずパッチテストを行うようにしましょう。
育毛トニックが逆効果になる使い方:決められた量を守らない
育毛トニックは各商品に定められた用法・用量が記載されていますが、その用量より少なくても多くても効果を発揮する事が出来ず、育毛トニックを使用しているのに薄毛が進行して逆効果となってしまっている方がいます。
用量よりも少なく使用して期待している効果が得られないのは当たり前ですが、何故多くても逆効果になってしまうのかと言うと、配合されている成分を付け過ぎてしまう事で毛穴の詰まりや頭皮への負担が増し、頭皮環境が悪化する事があるからです。
育毛トニックも薬と同じように用法・用量を守って正しく効果的な使い方をするようにしましょう。
育毛トニックが逆効果になる使い方:他の育毛剤と併用する
2~3種類以上の育毛トニックを併用してしまうと各育毛トニックそれぞれに配合されている成分の適正量が守れず、かゆみや炎症などの副作用が起こってしまい逆効果になることもあります。
多くの育毛トニックにはアルコール(エタノール)やメントールなども含まれていますが、これらは乾燥や刺激を伴う為にフケやかゆみが発生して逆効果になるのです。
複数の育毛トニックを使用しても効果は倍にはなりませんし、かえって頭皮環境を悪化させる恐れが出てしまいますので、育毛トニックは1つだけ使用するようにしましょう。
もし何かしらの商品と併用したいのであれば、シャンプーやサプリメントにしておく事をおすすめします。
育毛トニックが逆効果になる使い方:薄毛の原因になる生活習慣
育毛トニックさえ使っていれば薄毛の悩みを改善出来ると思っている方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、いくら効果の高い成分が含まれる育毛トニックを使っていても、生活習慣の中に薄毛を進行させてしまうような原因があれば育毛トニックの効果を逆効果にしてしまいます。
脂質や糖質の多い食生活や睡眠不足・運動不足、ストレスが溜まっている方は、血行不良や栄養不足になっている為に育毛トニックの効果が実感できない状態になってしまうのです。
薄毛を改善したいのであればまずは生活習慣の改善も重要ですので、育毛トニックの効果が無いと嘆く前に食生活や睡眠習慣を見直してみましょう。
まとめ
育毛トニックは効果はないのか?逆効果になってしまう使い方、育毛トニックの効果的な使い方を解説させて頂きました。
市販されている育毛トニックの中には髪の毛の成長を促進する成分や頭皮環境を改善する成分・抜け毛を予防する成分が入っている事が多く、現在生えている・生えてくる髪の毛を健康なものにする為のものです。
また、効果がないと感じている方は使い方を誤っている、自分に合っていない成分が入っている育毛トニックで頭皮環境を悪化させているという逆効果になっている可能性がありますので、効果的な使い方をして頂くようにしてください。
今回ご紹介した効果的な使い方を3カ月以上続けても効果が実感出来なかったという方は、薄毛の専門家へ相談して自分に合った薄毛改善方法で治療していくことがおすすめですので、まずは気軽に相談してみましょう。