「前髪のボリュームが低下した」「前よりもこめかみの地肌が見える」など以前と比べて髪の毛が減ったと感じる女性は少なくありません。
本記事では、女性の前髪が薄くなってしまう悩みについて、「女性の薄毛が進行する原因や対策方法」をお伝えします。
当サイト「hagerico」を運営するスーパースカルプ発毛センターで
薄毛を改善されたお客様のリアルな口コミはこちらから。
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女性でも前髪の薄さに悩んでいる人は多い
以前までは、薄毛の悩みを抱える人はほとんどが男性と考えられていましたが、女性でも髪の悩みを抱えている人が増加しています。
2018年に1000人を超える40~50才の女性をターゲットに調査された「女性の薄毛に関する調査」では約7割の女性が「髪の毛についての悩みがある」と回答しています。
しかし、まだまだ女性でも髪の毛が薄くなることが世間に認知されていない事もあり、薄毛を気になる女性の8割がその悩みを「誰にも相談できない」状況となります。
「女性でも薄毛になる」ということが明らかとなっています。
※参考文献:薄毛に関する意識調査2020|リクルートライフスタイル
女性のM字ハゲは治るの?
女性は、男性のように、遺伝やホルモンが反応してしまう事が原因で薄毛になる訳でないため、比較的改善しやすいといわれています。
女性のM字ハゲは普段の生活の積み重ねによって起きる事が多く、適切に対策を行う事で発毛させる事ができます。
本記事にてM字ハゲや前髪の薄毛を改善したケースを数例ご紹介します。
M字ハゲを改善した女性の実例紹介
薄毛治療院を経営する当店にご来店される約3~4割は女性となります。
女性の薄毛の原因に合わせた対策を行うことで薄毛の悩みを解決した実例をご紹介します。
- 20代女性
- 生え際特にM字の薄さで悩み来店
- 8ヶ月かけてM字ハゲを改善
- 40代女性
- 前髪から頭頂部にかけて地肌が透けて見えるようになり来店
- 6ヶ月かけて生え際の薄毛を改善
上記の2名のように、自分の薄毛が進行する原因に合わせた対策を行なっていく事で、女性の薄毛は少しずつ改善する事ができます。
生まれつき髪の毛が薄い場合は、改善が難しいこともある
M字ハゲや前髪の後退は、日々の生活習慣が原因で後天的に薄くなる場合と、生まれつき髪の毛が後退している先天的な場合があります。
生まれつきM字部分の髪の毛が薄い場合は、髪が生えていなかった部分に「新しく髪を生やす」作業となります。
先天性の場合、「本来はあるはずだった髪の毛を戻す」より治療する事が難しくなります。
ただし、今以上にM字ハゲを進行させてしまうことを予防する事はできます。
しっかりと薄毛対策を行なっていく事は非常に大切となります。
M字ハゲか自宅で確認する方法【生え際チェック方法】
まずは、自分に薄毛の症状が出ているのか明確にする必要があります。
そのため、生え際が後退しているのか自宅で簡単できるセルフチェック方法をご紹介します。
おでこの後退を確認する方法
- 鏡を用意して前髪をしっかりと後ろに上げて、おでこと生え際が見えるようにする。
- 目を開いて、眉毛を頭に向かって引き上げる動作をすると、おでこにしわを作る。
- おでこの一番上にあるしわのラインから生え際までの隙間に指が何本入るか数える。
「おでこ」と「しわ」の間に、指3本ほど以上入るスペースがある場合は、生え際が後退している可能性があります。
※)あくまで自宅でできる簡単な確認方法となります。正確な診断は専門家にしっかり確認してもらいましょう。
女性の生え際が薄くなる原因とは?
男性とは異なり女性の場合は、男性ホルモンの分泌量は少ないため、男性ホルモンが原因でM字ハゲになる事は少ないです。
女性の前髪が薄くなる原因は、日頃の生活の中に原因が隠れている事が多いです。
- 生活習慣の乱れ
- ストレスの溜め込み
- 女性ホルモンの低下
生活習慣の乱れ
普段の生活習慣が乱れる事で、髪の毛や頭皮へ対して様々な影響を及ぼす原因につながります。
今回は、女性のM字ハゲが起きる3つの原因を解説します。
食生活の乱れ
食事から体が作られると言われるように、髪の毛も同様です。
普段の食事のバランスが乱れてしまっていると、血液がドロドロとなり、血流不良の原因となります。
血流が悪くなると、髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなり、髪の成長がしずらい状況となるのです。
髪の毛は、ケラチンというたんぱく質やビタミン・ミネラルで構成させているため、タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取することを心がけましょう。
無理なダイエット
女性に特に多いのが、食事制限など無理なダイエットによる脱毛です。
炭水化物を一切食べないなど偏った食事は、体に必要な栄養素が足りなくなり、体調を崩すだけでなく前髪が薄くなる原因となります。
東洋医学では、髪の毛は血余(けつよ)と呼ばれるように余った血で作られると考えれています。
そのため、食事の栄養素は、大切な臓器(心臓、肺、肝臓など)から先に供給され、爪や肌、そして髪の毛は後回しとなります。
過度なダイエットを行うことにより、髪の毛への栄養分が極端に減ってしまい、薄毛である「M字ハゲや前髪の後退」の原因となります。
睡眠不足
寝ている間に髪の毛は成長・修復をしています。
普段の睡眠時間が短いと、髪の毛の修復・成長が十分に行われない内に起きる時間となってしまいます。その結果、抜け毛や髪のダメージの原因につながります。
理想の睡眠時間は7~8時間といわれています。
出来る限り睡眠時間を確保しつつ、毎日寝る時間・起きる時間をなるべく同じにして、睡眠のリズムを整えましょう。
ストレス
仕事や日常生活で、ストレスを避ける事は難しいですが、過度なストレスが原因でM字ハゲの原因になる可能性があります。
慢性的にストレスを感じていると自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れてしまい、交感神経が常に活発になりやすい状態となります。
交感神経は血管を収縮させる働きが強く、常に交感神経が優位な状態が続いてしまうと、末端部分(髪の毛や頭皮)へ必要な栄養分が届きにくくなってしまいます。
それ以外に強いストレスは、様々な体の不調を引き起こす原因となります。
ストレスによる症状
- 睡眠不足
- 消化不良
- 代謝の低下
上記の事が原因となり、更なる薄毛を進行させてしまう恐れがあります。
女性ホルモンの低下
年齢を重ねるにれ、以前とは「髪の毛のハリやコシがなくなった」「頭皮が透けて見えるようになった」と髪の悩みを抱える女性が急増します。
これらの原因は年齢と共に変化するホルモンバランスによるものです。
40代〜50代に入ると、更年期や閉経を迎え、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が極端に減って行きます。
エストロゲンホルモンには、髪の毛の成長を促してハリやコシを与える効果があるため、エストロゲンホルモンが減っていくと、細くて弱い髪の毛になりやすくなります。
その結果、髪の毛のボリュームが低下してM字ハゲや前髪が透けて見えてくる状態になります。
女性のM字ハゲについてよくある質問
- 薄毛が気になるときはシャンプーにもこだわるべきですか?
-
可能であれば、刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを使用することをお勧めします。
普段使っているシャンプーで痒み、痛み、赤みがある場合は、脂漏性脱毛症の原因につながる事があります。
- ポニーテールをするとM字ハゲが進行するって本当ですか?
-
毎日ポニーテールをする事で、生え際の髪の毛が引っ張られ、牽引性脱毛症を引き起こす恐れがあります。
ポニーテール は、M字ハゲが気になる場合はできれば避けたほうが良い髪型となります。
- 女性でもAGA(男性型脱毛症)の薬を使えますか?
-
AGAには2種類の薬が存在します。
フィナステリド :女性には使用する事は出来ない医薬品
ミノキシジル:女性でも使用する事が出来る医薬品
※男性が使用する濃度とは異なるため注意しましょう。
- 薄毛になりにくい髪型やヘアスタイルはありますか?
-
ロングヘアでもショートヘアでも、常識的な長さでしたらどんな髪型でも問題ないです。
ただし、長すぎると頭皮の洗いやすさ、ケアのしやすさの観点から短めのほうが良いといわれています。
M字ハゲを進行させないための薄毛対策とは?
女性の前髪が薄くならないために、普段の生活でできることはたくさんあります。
今回は、M字ハゲが気になる女性に意識してほしい薄毛予防策をご紹介します。
YouTube上でも解説しておりますので参考にして下さい。
生活習慣の見直し
女性の頭皮トラブルや抜け毛の悩みは些細な事の積み重ねで生じることがあります。
そのため次のことを意識的に行うように努めて、体のバランスを整えていきましょう。
そうすることで毛根まで栄養分を届け健やかな髪の毛の成長の手助けが出来ます。
- 食事のバランスを整える
- 睡眠の質を高める
- 適度な運動
- ストレスの緩和
本記事以外に生活習慣における対策法などを下記のURLにまとめておりますので参考にしてください。
髪と頭皮への負担を減らす
髪型やパーマやカラーなどヘアケアによる頭皮への負担を軽減することも薄毛対策として効果的です。
例えば、夜会巻きやポニーテール のように髪の毛をきつく縛る髪型は、頭皮の血流を妨げる原因となります。
それだけでなくこれらのヘアスタイルは髪の毛を引っ張ることになり毛根への負担が大きくなります。
出来る限り、髪の毛へのダメージが少ない自然なヘアスタイルにすることで髪の毛と頭皮への負担を軽減するように心がけましょう。
育毛剤・発毛剤の使用
一度薄くなってしまった女性の髪の毛を再び発毛させるのに、一役立つのが育毛剤や発毛剤の使用となります。
育毛剤と発毛剤に関してはそれぞれ使用用途が異なります。
- 育毛剤:女性の抜け毛や薄毛の初期段階の人向けの製品
- 発毛剤:女性の薄毛や既に薄毛の症状がある人向けの製品
自分の状態を確認した上で、どちらを使用すべきか理解した上で使用する事で発毛させる手助けとなります。
育毛剤や発毛剤について詳しく知りたい人は下記のリンクに情報をまとめております。
まとめ
本記事では「M字ハゲなど女性の前髪から薄くなってしまう原因と対策について」解説してきました。
女性の薄毛の原因は、遺伝や男性ホルモンによるものではなく原因が様々です。そのため、髪の毛や頭皮だけでなく体の内側から薄毛の原因を特定する必要があります。
また、女性の髪の毛の悩みは「人に打ち明けにくい」のが特徴です。
誰にも相談できずに自分なりのヘアケアをするのではなく、一人で抱え込まずに、髪が薄くなったと気付いた段階で早期に薄毛の専門家に相談して治療を行うことをお勧めいたします。