国内では外用薬が市販されているミノキシジルを男性型脱毛症(AGA)の治療薬として使用している方もいらっしゃるかと思います。
実際にミノキシジルはAGAや女性型脱毛症(FPHL)の治療薬に有効であるとして、日本皮膚科学会で推奨されています。
ですが薄毛が改善された後の最適なやめるタイミングを知っている方は少ないですし、ミノキシジルやプロペシアを飲むのをやめるとハゲるという話を聞いたことがある方は少なくありません。
今回はミノキシジルの塗り薬(外用薬)・タブレット(内服薬)をやめるとどうなるのかという点について、塗り薬・タブレットそれぞれの効果や副作用・AGA治療をやめる時など、ミノキシジルをやめたいと思った時の注意点について解説いたします。
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ミノキシジルとは
ミノキシジル成分には血管拡張作用があり、もともとは高血圧の治療薬として開発され、その後副作用として毛が生える(発毛効果)がある事が分かり、AGA治療薬として使われるようになりました。
現在、日本国内でAGA治療薬として承認されているのは内服薬のフィナステリド・デュタステリド、外用薬ではミノキシジルのみの3種類しかありません。
ミノキシジルにどのような育毛・発毛効果があるのか、AGA以外の薄毛治療への効果はないのかなどを、まずは解説いたします。
ミノキシジルの発毛効果は?
ミノキシジルには血管を拡張して血流を促進する作用と体内の成長因子の産生を促す作用によって、毛包内へと酸素や栄養を届け細胞分裂や増殖を増やし、毛母細胞のアポトーシス(プログラムされた細胞死)を抑制してヘアサイクルを正常化させることで髪の毛を育てるという発毛効果があります。
インスリン様成長因子や血管内皮細胞増殖因子などが、毛包内にある毛母細胞を刺激して細胞分裂・増殖を促進し髪の毛が成長すること、またジヒドロテストステロンによって毛母細胞のアポトーシスが起こる事を抑制し短縮してしまった髪の毛の成長期を延長させ抜け毛を減らすという働きによって育毛・発毛できるのです。
ミノキシジルが効果ないケースの薄毛とは?
血流促進と成長因子の産生促進・毛母細胞のアポトーシス抑制という3つの作用で発毛を促すミノキシジルですが、薄毛の原因や使用法によってはミノキシジルでは効果がないと感じる場合があります。
自己免疫疾患によって起こる円形脱毛症や服用している薬の影響による薬剤性脱毛症、皮膚疾患や栄養障害による脱毛症などではミノキシジルを使用しても効果が無いと感じてしまう事が多いです。
まずは原因となる疾患を治療し、その後ミノキシジルを使用するのであれば育毛・発毛促進効果を得ることが出来るでしょう。
AGA治療薬としてのミノキシジルの種類
ミノキシジルの使用方法としては大きく分けて二通り存在し、気になる部分に局所的に直接塗布することが可能な外用薬タイプと体全体に内側から効果を促す内服薬タイプがあります。
外用薬のミノキシジル
- 発毛作用・・・塗布した部分のみに作用する
- 副作用の出やすさ・・・局所に塗布するものではあるが、全身に及ぶ場合もある
外用薬のミノキシジルは市販薬が販売されているので、薄毛で悩んでいる方の中にはドラッグストアや調剤薬局などで購入され使用している方も少なくありません。
薄毛の症状が起こっている箇所へ直接塗布する事で、頭皮の血流促進や毛母細胞の成長・増殖を活性化し毛包を大きくして髪の毛を太く成長させる作用を持ちます。
ミノキシジルの濃度は1~5%までとなり、濃度が低いものから始めていくことがおすすめです。
内服薬のミノキシジル
- 発毛作用・・・内服薬のため頭部~全身に作用する
- 副作用の出やすさ・・・全身に作用する副作用があり、外用薬より出やすい
内服薬のミノキシジルタブレットは血中を循環して頭部全体へ作用するため、外用薬より吸収率が高く効果を感じやすいです。
髪の毛を生やす事のみに関して言えば、体質も関係しますが効果を強く感じるAGA治療薬と言っても良いかも知れません。
すぐにでも髪の毛を増やしたいという方には、とても良い薬に一見感じるのですが、内服薬は効果が高い分外用薬より副作用が起きやすい事も理解しておく必要があります。
ミノキシジルタブレットを服用前に気を付けて頂きたい点など、デメリットの部分もしっかりと理解した上で使用するか検討しましょう。
ミノキシジルタブレットは危険?
同じ成分を使っている外用薬と内服薬ですが、内服薬は国内外での薄毛改善を目的とした臨床試験が行われていない点や重大な心血管系障害を起こす可能性がある事から、安易に服用する事は危険なので避けるようにしましょう。
ミノキシジルの血流促進効果は動脈のみに起こり静脈には関与しない為、心臓や肺に負担がかかり胸痛や不整脈・呼吸器不全などを起こすことがあり、また元々が降圧剤として開発されているので血圧に問題を抱えている方は必ずかかりつけ医・薬剤師に相談する事が必要です。
ミノキシジルの副作用とは?
ミノキシジルは医薬品に分類されるため、外用薬・内服薬それぞれに様々な副作用が報告されています。
今回は代表的なミノキシジルの副作用をお伝えしますので、服用前にしっかりと確認しましょう。
ミノキシジル外用薬の副作用
まずはミノキシジル外用薬に報告されている副作用について、どういったものがあるのかを解説していきましょう。
塗り薬のミノキシジルを使う事による軽度な副作用から、稀に起こる重篤な副作用などありますので使用する製品の用法・用量を守って正しく使用し、異常が起こった場合には使用を中止して医療機関を受診するようにしてください。
ミノキシジル外用薬の副作用:初期脱毛
ミノキシジル外用薬を使用すると、2~4週間前後ほどで生えている髪の毛が抜け落ちる初期脱毛が起こり、ご自身のヘアサイクルに応じて1~3ヵ月程続く事があります。
これは毛母細胞が活性化され、休止期~退行期に入っている髪の毛が押し出され新たに髪の毛が作られる過程で起こるため、厳密にいえば副作用とは言えません。
反対に初期脱毛が起こらない場合は、ミノキシジルの効果が得られていないという事にも繋がるので、初期脱毛が起こらなかった場合は別の塗り薬に変える事を検討してみましょう。
ミノキシジル外用薬の副作用:頭皮のトラブル
直接頭皮に塗布するミノキシジル外用薬では、頭皮のかゆみ・発疹・かぶれやフケが増えると言った副作用が起こることがあります。
この他には、接触性皮膚炎や毛包炎などといった抜け毛が増えてしまうような副作用があるので、頭皮の状態が悪化してしまうような場合は直ちにミノキシジル外用薬の使用を止め、医療機関を受診して下さい。
ミノキシジル自体にアレルギーがあったり、製品の内容物であるプロピレングリコール・エタノールなどに反応して起こる場合もあるため、アレルギー体質の方は購入の際に成分を確認するようにしましょう。
ミノキシジル外用薬の副作用:頭痛・胸痛・むくみなど
頭皮に塗布したミノキシジルの成分が浸透し血管内へと入ることによって起こる副作用として、頭痛や胸痛・むくみなどが挙げられます。
これはミノキシジルの作用によって拡張した動脈が神経に触れてしまう、静脈に拡張作用が起こらない事で末端の血流が滞ってしまうなどにより起こる副作用です。
その他の副作用として目の腫れやかすみ・息切れや動悸・不整脈などあり、循環器系に疾患がある方は狭心症などにも注意が必要となります。
ミノキシジルタブレット(内服薬)の副作用
続いては内服薬であるミノキシジルタブレットを服用する事で起こり得る副作用について、詳しく解説していきましょう。
内服薬の場合は塗り薬よりも副作用が起こるリスクも高まり、全身に及ぶような副作用も珍しくないのでしっかりと確認しておく事が重要です。
ミノキシジルタブレット(内服薬)の副作用:初期脱毛
初期脱毛とはAGAによって乱れたヘアサイクルがミノキシジルの作用によって整い始める事で、脱毛する予定である退行期の時期にある髪の毛がまとまった時期に抜け落ちることを指します。
個人差はありますが、ミノキシジルタブレット服用を始めてから2週間から1ヶ月ほどで初期脱毛を感じる方が多く、その後2ヶ月以内に症状が治ることが多いです。
薄毛治療を行なっているにも関わらず、一時的に抜け毛が増えることで薄毛がより目立ってしまうなど不安になる時期ではありますので、継続するモチベーションを保つためにもあらかじめ知っておきたい症状となります。
また、ミノキシジルを副作用が強く中断し、再開した場合はまた最初から始めるのと同じことになりますので、初期脱毛も起こるという事をご理解ください。
ミノキシジルタブレット(内服薬)の副作用:頭痛・めまい・動悸・息切れ
ミノキシジルはには血管拡張作用が強く血圧を下げる働きがあり、その結果頭痛やめまい・動悸・息切れなどを感じるケースがあります。
軽度の症状として現れることが多いですが、ミノキシジル自体が体質的に合わない方や元々低血圧の方が服用すると非常に危険です。
またタブレットタイプのミノキシジルでは全身に成分が回ってしまう為、特に次の症状がある人は使用する前に、医師へ使用しても良いか確認し、心臓・循環器系に異常がない方であっても定期的に血液検査や心電図検査を受けるようにしましょう。
- 高血圧、低血圧の人
- 心臓または腎臓に障害がある人
- むくみが出やすい人
またミノキシジルタブレットを服用中に頭痛がした場合、イブプロフェン系の頭痛薬を服用すると血圧が下がり過ぎてしまい、スマトリプタンなどの血管収縮剤は血圧のコントロールが効かなく危険であるため併用禁忌薬となっているので注意して下さい。
ミノキシジルタブレット(内服薬)の副作用:多毛症
ミノキシジルタブレットは外用薬とは異なり、内服薬のため頭部だけでなく全身に効果が作用してしまうので、全身の体毛が濃くなる多毛症という症状が起こる場合があります。
薄毛が気になる頭部のみに発毛効果を発揮すれば良いですが、髭をはじめとした全身の毛にも発毛効果を発揮してしまう事で起きる症状です。
具体的には腕や指・すね毛などが濃くなる、眉毛や顔の産毛が濃くなる場合がありますので、気になる場合は脱毛・除毛などの対策を行うようにしましょう。
ミノキシジルとプロペシア・ザガーロの違い
AGA治療薬ではプロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)とミノキシジルを併用する事も多いのですが、これらは育毛・発毛させる作用が違います。
ミノキシジルの効果については前述致しましたので、プロペシア・ザガーロがどういった作用を持ちAGAに効果を発揮するのか、ミノキシジルとの併用が推奨されるのかを解説していきましょう。
プロペシア・ザガーロとは
プロペシア・ザガーロはテストステロンがジヒドロテストステロンへと変化させるトリガーとなる5αリダクターゼの働きを抑制します。
5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型は肝臓や皮膚・毛嚢・皮下線組織に、Ⅱ型は頭皮やヒゲ・脇・陰毛・前立腺に存在しており、プロペシアはⅡ型のみ・ザガーロはⅠ型とⅡ型両方に働きかける作用を持ち抜け毛を減らす為に処方される薬です。
プロペシアやザガーロは男性ホルモンに働きかける内服薬であるため、副作用も男性の性に関する勃起障害・性欲減退などや乳房肥大があり、薄毛に悩む女性はプロペシア・ザガーロを服用することが出来ません。
ミノキシジルとプロペシアは併用するべき?
AGA治療薬で薄毛治療を行う場合、まずはミノキシジルの塗り薬のみで治療を開始し、効果がない場合にはプロペシアやザガーロを併用していくことが一般的な治療の流れとなります。
プロペシアやザガーロで抜け毛を抑制しつつ、ミノキシジルで発毛を促進していくことで発毛効果が上がりますし、実際の研究結果(The Effectiveness of Combination Therapies for Androgenetic Alopecia: A Systematic Review and Meta-Analysis)でも有効だったと報告されていますが、更なるランダム化比較試験を行い詳細な調査や結果を確認する事が必要です。
とは言え、現状では日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版に記載されている通り、プロペシアやザガーロとミノキシジル外用薬はAGAに有用であるので、併用する事で発毛効果を高められると考えられます。
ミノキシジルをやめるとどうなる?
実際にミノキシジルでの育毛・発毛治療をやめると、一体どんな事が起こるのでしょうか?
現在ミノキシジルの外用薬や内服薬のタブレットを服用している方が、使用をやめるとどうなるのか、やめる時の注意点を解説いたします。
ミノキシジルをやめると副作用が無くなる
まず一つ目のミノキシジルの塗り薬やタブレット(内服薬)をやめると起きる現象に、副作用が無くなるという事があります。
副作用はミノキシジルを使用・服用していた事で起こるので、やめると頭皮のかゆみや発疹などの副作用が改善していきますが、多毛症の場合はヘアサイクルが休止期や退行期に入るまで続くようです。
血中にミノキシジルの成分が残っている間は多少副作用が続く場合もありますが、いずれにしても使用・服用をやめる事で副作用は少しづつ改善していきます。
ミノキシジルをやめると薄毛が進行する
ミノキシジルの塗り薬やタブレット(内服薬)を長期使用・服用後に急にやめると、服用前の薄毛の状態より確実に薄毛が進行した状態になってしまう恐れがあります。
やめてしまうとせっかく生えた髪の毛が断薬によるリバウンド作用により、より一層ハゲやすい状態になってしまうのです。
髪の毛が生えたからと言って、急にミノキシジルを辞めてしまうとせっかく生えた髪の毛が一気に脱毛してしまう恐れもありますし、しばらくの間は正常な状態で維持される可能性もありますが、ミノキシジルの成分が体から抜けてしまうと抜け毛が増えAGAが進行していきますので、やめる時は薄毛になっても良いと思える時にしましょう。
ミノキシジルをやめると髪の毛が細くなる
塗り薬のミノキシジルやタブレットタイプのミノキシジルを使用・服用をやめると、太く成長していたはずの髪の毛が細くなってしまう事があります。
ミノキシジルを使用・服用している時はヘアサイクルが正常な状態になり、血流促進効果や細胞分裂・増殖促進効果によって髪の毛が太く健康に育つのですが、やめると効果も無くなり髪の毛の成長期が短縮され細く短い髪の毛に戻ってしまうのです。
ミノキシジルをやめる時は、ある程度薄毛が改善されてから生活習慣などを整え、健康な髪の毛を育てられる環境にしておく事をおすすめします。
ミノキシジルをやめると抜け毛が増える
ミノキシジルの塗り薬やタブレット(内服薬)をやめると、髪の毛が細くなるだけでなく抜け毛が増え薄毛が進行していきます。
外用薬や内服薬でミノキシジルの成分を体内に補給していたのが無くなり、効果を得ることが出来なくなるのでハゲることを止められなくなるのです。
AGAは進行性の薄毛ですので、治療をやめると進行が加速してしまう恐れがあります。
ミノキシジルをやめる時には抜け毛の量が増えてしまう事を覚悟し、他の育毛剤や発毛剤を検討しましょう。
ミノキシジルの最適なやめ時とは?
ミノキシジル外用薬やタブレット(内服薬)は、いきなり断薬するのではなく減薬から行ない毛量にどのような変化が生じるかを確認していくことをおすすめします。
例えば、これまで「ミノタブ2.5mgを服用していた場合は、1.25mgへ変更してみる」などを行い、毛量に変化が生じるか見極めていくことが必要です。
しかし、理由によっては最適なやめどきとも言えるやめるタイミングになりますので、ミノキシジルをやめたいと思う理由がこれから解説するタイミングに当てはまった方は、最適なミノキシジルのやめどきになります。
ミノキシジルの最適なやめ時:頭皮や肝臓の数値に異常が起こった時
ミノキシジル外用薬や内服薬を使用・服用していて頭皮に軽度の副作用以上の異常が起きた、または血液検査の結果で肝臓の機能に何らかの障害が起こっていると分かった時はミノキシジルをやめるタイミングです。
ただ、塗り薬であるミノキシジル外用薬で肝機能に重大な障害を起こす事は考えにくいので、元々肝機能障害をお持ちの方でも使用可能な場合があります。
内服薬のミノキシジルタブレットは全身に作用するため、肝機能に異常がない方でも長期に服用を続ける事でAST・ALT 及びγ-GTPの数値が高くなってしまうことがありますので、定期的に血液検査を行うようにしましょう。
ミノキシジルの最適なやめ時:6ヵ月継続して使用しても効果が得られない時
外用薬や内服薬のミノキシジルを使用・服用する場合、最低半年~12ヵ月継続しても育毛や発毛といった効果が得られない場合はミノキシジルがあっていないという事が考えられるので、ミノキシジルをやめるタイミングです。
効果がないばかりか副作用のリスクだけがある状態になってしまうので、半年継続しても初期脱毛が起こらない場合や12ヵ月継続しても髪の毛が太くならない等であれば、最適なやめどきになります。
特にミノキシジルタブレットを服用している方は心臓への負担も大きいため、半年間の服用でも効果が出ないが諦めきれないという場合は循環器内科で心臓への負担を確認してもらい、継続するかを検討するようにしてください。
ミノキシジルの最適なやめ時:予算が捻出できなくなった時
ミノキシジル外用薬や内服薬は保険外治療のため、治療費も高額ですので予算を捻出する事が難しくなった時がミノキシジルをやめるタイミングです。
市販のミノキシジル外用薬でも1ヵ月分で約5,000~7,000円程はしますし、内服薬のミノキシジルタブレットでは約7,000~9,000円くらいの出費が必要となります。
毎月1万円ほどを薄毛治療にかけないといけませんので、それだけの余裕を作ることが難しいのであればストレスを減らすためにもミノキシジルのやめどきを逃さないようにしましょう。
ミノキシジルの最適なやめ時:発毛した状態に満足した時
ミノキシジル外用薬や内服薬を使用・服用し、発毛した状態に満足したのであればミノキシジルの最適なやめどきです。
ただし急激に使用・服用を0にしてしまうと、一気に薄毛が始まり進行してしまう事があるので、抜け毛を予防する為にもしばらくは使用量や服用量を減らして続ける事をおすすめします。
またミノキシジルをやめる時は日頃の生活習慣や食生活を改善し、髪の毛に必要な栄養素を届けられるよう血流促進が出来る対策をし、ジヒドロテストステロンが増えてしまわないようにしましょう。
まとめ
今回はミノキシジルの外用薬・内服薬をやめるとハゲる?正しいやめ時とミノキシジルを使用・服用する際の注意点などについて解説いたしました。
AGA治療薬の中でもミノキシジルタブレットは体への負担が強いお薬です。
髪を生やすことは大切ですが、大前提として身体が資本ですので体を壊してまでミノキシジルタブレットを服用することは止めましょう。
また外用薬はリスクが少ないですが、それでも副作用が起こる可能性がありますので、ご自身の毛量を負担なく維持することができる方法を見極めていくことが必要です。
薬を使わずに薄毛治療をしていきたい方、また現在AGA治療薬を使用していて減薬していきたい方は、下記のボタンからいつでも気軽にご相談ください。
参考文献
毛髪再生とアンチエイジング
日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
大正製薬株式会社 男性型脱毛症の治療薬
日薬理誌 ミノキシジルの発毛作用について