頭皮湿疹は汗・カビ・ストレス・シャンプーが原因?対策方法はあるの?

頭皮湿疹 原因

毎日シャンプーをしているのに頭が痒い!」「頭皮を触るとボコボコしている」「頭を掻くとフケのような頭皮が剥がれる」などの症状は、もしかしたら頭皮湿疹が原因かもしれません。

頭皮湿疹は汗や頭皮の常在菌の中に存在するカビ菌、シャンプーやストレスなど様々な事が原因で、しかも季節を問わず現れる症状でもあるのです。

今回は汗・カビ・ストレス・シャンプーなどが原因でなる頭皮湿疹の種類、頭皮湿疹にならない為の対策方法や治療法などを解説していきます。

頭皮湿疹の1種である脂漏性皮膚炎に関しては、YouTube動画でセルフケア出来る対策方法を解説していますので、こちらも併せてご覧になってみてください。

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目次

頭皮湿疹とは?

頭皮湿疹とは、皮膚疾患の1種で湿疹が頭皮に出来てしまった症状の事を言います。

頭皮には顔の中で最も皮脂腺の多いTゾーンの2倍以上の皮脂腺があり、汗腺は体の中で3番目に多くその分汗の分泌量も多いという特徴を持っています。
汗や皮脂は頭皮の常在菌のエサとなり、そのバランスが整っていれば外部からの刺激から守ってくれる大切なものですが、体内の様々なバランスが崩れる・感染症・アレルギー・かぶれなどが起こると炎症が頭皮に広がり頭皮湿疹を発症する事が多くなるのです。

頭皮湿疹の原因と種類

頭皮湿疹には主に接触性皮膚炎・脂漏性湿疹・乾燥性湿疹・アトピー性皮膚炎・膿痂湿疹(とびひ)という5つの種類があると言われています。

最も多いのは脂漏性湿疹で特に乳幼児や皮脂分泌や男性ホルモンの多い男性が発症する事が多く、頭皮湿疹の症状としては頭皮のかゆみ・赤みを伴う炎症・乾性フケ・頭皮のべたつきやヘアケア剤が沁みるなどです。

1.カビやストレスが原因で起こる脂漏性湿疹

頭皮へと分泌される汗や皮脂をエサとする常在菌の「マラセチア菌」というカビ菌が異常繁殖し、赤い発疹と共に乾性のフケが出てくるのが脂漏性湿疹です。

このカビ菌以外の原因にはシャンプーの回数が少ない・脂質や糖質の多い食事を好む方・睡眠不足・ストレスによるホルモンバランスの乱れなどがあり、頭皮が乾燥して皮脂が過剰に分泌されることも関連しています。
症状が軽くなってもまた悪化する事があるなど再発が多く慢性化しやすい頭皮湿疹が脂漏性湿疹です。

2.シャンプーなどでかぶれる接触性皮膚炎

肌に合わないシャンプーやヘアケア剤、紫外線や金属へのアレルギー、植物や日用品など様々なものと頭皮が触れた事で湿疹や水ぶくれなどが起こるのが接触性皮膚炎です。

原因物質の中にはヘアカラーや染料・塗り薬なども含まれ、これまで大丈夫だったものが突然肌に合わなくなることもありますし、アレルギー体質の方以外にも発症する可能性があります。

3.シャンプーなどで頭皮が乾燥して起こる乾燥性湿疹

空気が乾燥する秋から冬にかけて、また空調が行き届いている環境に長時間居る方や洗浄力の強いシャンプーを使っている方の中には頭皮が乾燥し、肌のバリア機能の低下から炎症を起こし頭皮湿疹となるのが乾燥性湿疹です。

頭皮の表面にありバリア機能を持つ角質層が剥がれやすくなることで起こる症状で、先述した原因の他には力を入れてシャンプーをする・シャワーの温度が高い・加齢や内臓疾患があり皮膚が乾燥しがちな方等に起こりやすいと考えられています。

4.カビやストレスで悪化するアトピー性皮膚炎

元々の体質でアトピー性皮膚炎の症状がある方は皮膚のバリア機能が低下しやすいため、過剰なストレスにさらされたり頭皮への強い刺激によって頭皮湿疹が発症する事があります。

アトピー性皮膚炎が悪化する要因にはカビやストレス以外にダニやペットの毛・汗・黄色ブドウ球菌などがあることも分かっていますし、食物アレルギーを持つことも多いため食べ物を触った手で頭皮を掻いてしまうと頭皮湿疹がより悪化してしまうのです。

5.頭皮に傷をつけてしまう事で起こる膿痂湿疹

痒みが強いからと力を入れて頭皮を掻いてしまったり、シャンプーの際に爪を立てて洗う・ブラッシング時の力が強いなどで頭皮にダメージを与え傷つけてしまい、そこに細菌が感染してしまう事から起こる頭皮湿疹が膿痂湿疹(とびひ)です。

黄色ブドウ球菌や溶連菌などの細菌が原因で、皮膚が荒れている方が発症しやすいため頭皮が乾燥している時やアトピー体質の方に多く発症します。

頭皮湿疹の治療方法

頭皮湿疹の原因は汗・カビ・ストレス・シャンプー以外にも体質や掻きすぎによる傷など、様々な事が原因になるものです。

頭皮湿疹の治療方法は基本的にまず痒みや炎症を抑えるためにステロイドの外用薬を使用しますが、脂漏性皮膚炎は原因となったカビや細菌に有効な薬を、膿痂湿疹には抗菌薬入りの内服薬または外用薬を使用して症状を抑えます。
その他にはかゆみ止めを用いて、頭皮湿疹のある患部を掻いてしまわないようにし、悪化させないようにするというのが主な治療方法です。

頭皮湿疹にならない為の対策方法とは?

頭皮湿疹は原因になるものを避ける事や、頭皮を健やかに保つ事で発症しないようにする対策方法があります。

頭皮湿疹になってしまってからでは痒みや痛み・フケなど、我慢できないストレスを抱えてしまう事になるので、まずは頭皮湿疹にならないように対策方法を心がけるようにしましょう。

頭皮湿疹への対策方法①頭皮を清潔に保つ

カビや細菌が原因の頭皮湿疹にならないようにする対策方法の一つに、頭皮を清潔に保つというものがあります。
肌質や体質に合ったシャンプーを使い、頭皮環境を健やかに保つ事で頭皮湿疹にならないようにするという事です。

シャンプーは毎日の汚れや汗を洗い流す為に夜行うようにし、枕カバーは定期的に洗濯して雑菌の繁殖を防ぎましょう。
シャワーの温度は38~40度程度の少しぬるいと感じる温度にして頭皮の乾燥を防ぎ、痒みがあるからと力を入れる事無く指の腹で優しくマッサージするように丁寧に頭皮を洗浄し、すすぎ残しが無いように時間をかけて頭皮や髪の毛をすすいでください。

頭皮湿疹への対策方法②正しいドライヤーの使用方法を守る

2つ目の頭皮湿疹への対策方法はドライヤーの正しい使用方法を守ることです。
髪の毛や頭皮に近い距離でドライヤーを使ってしまうと頭皮の乾燥を招いてしまい、乾燥性湿疹や脂漏性皮膚炎などを発症してしまうリスクが高まります。

ドライヤーを使う前に髪の毛から水滴が落ちないくらいまで、頭皮や髪の毛をこすらずマッサージするようにタオルドライをし、ドライヤーは頭皮から15~20cm程度の距離を保ちつつ頭皮を中心に髪の根元から乾かし始めましょう
この時にドライヤーの熱が一点に集中してしまわないように、ドライヤー自体を細かく振りながら乾かすことがおすすめです。

頭皮湿疹への対策方法③食生活や生活習慣を見直す

頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌などを引き起こす食生活や生活習慣を見直す事も、頭皮湿疹にならないようにする対策方法の一つです。
食生活では脂質や糖質・カフェイン・香辛料を控え、ビタミンB群を多く含む乳製品・レバー・ほうれん草・豚肉などや食物繊維の多いものを普段より意識して摂取するようにしましょう。

生活習慣では質の高い睡眠や適度な運動、シャワーでは無く湯船に浸かるなどして規則正しい生活を心がける事が大切です。
また飲酒は痒みが増す事が多いので避けるようにし、ヘアカラーやパーマも頭皮への刺激が強いので頭皮湿疹がある間は行わないようにしてください。
そして、外出の際は強い紫外線を浴びてしまわないように紫外線対策を行う事をおすすめします。

頭皮湿疹への対策方法④ストレスは適度に発散する

続いての頭皮湿疹への対策方法は、自律神経やホルモンバランスの乱れや血行不良・睡眠不足を引き起こす原因になるストレスを適度に発散する事です。
現代では環境の変化や人間関係・仕事や家庭であってもいたるところにストレスの元になることがあり、ストレスを無くすことは不可能に近いですが、適度に発散する事で過剰にストレスを感じなくて済むようにしましょう。

質の良い睡眠やぬるめのお湯に浸かる入浴もストレス解消になりますし、少しの時間でも自分が楽しいと感じられる事をするだけでも効果があります
有酸素運動や心を許せる方達との会話、好きな音楽や映画などを楽しむ事や自然豊かな場所でのんびりする事など、自分自身が心地よくリラックスできるものを探してみてください。

頭皮湿疹への対策方法⑤掻かない

頭皮湿疹への対策方法、最後は痒いからといって掻いてしまわない事です。
頭皮湿疹を起こしている患部は皮膚のバリア機能である角質が剥がれやすく傷つきやすいので、掻いてしまう事でさらに外部からの刺激に弱く傷つき悪化してしまいます。

傷になってしまうとそこから菌が入り込み、対策方法だけでは改善が難しくなり皮膚科への受診や薬剤での治療などが必要になるので乾燥が原因であれば頭皮を保湿したり、痒い時は掻かずに軽い力で叩く・患部を冷やすなどの対策方法を試してみてください。
保冷剤や冷たいおしぼりや濡らしたタオルを痒いところに当て、冷やす事で痒みを伝達する神経の興奮を抑える事が出来ます。

まとめ

今回の記事では汗・カビ・ストレス・シャンプーは頭皮湿疹の原因になるのか?頭皮湿疹にならない対策方法は?という事について解説させて頂きました。

頭皮の痒みやフケはストレスにも繋がりますし、日頃から汗や汚れを落とすシャンプーの選び方や正しい洗い方を心がけていただく事も大切です。
また、毎日使用する枕などの寝具は定期的に交換して綺麗なものを使用するようにすると雑菌の繁殖を抑えられますし、頭皮環境を健やかに保つ事にも繋がります。

頭皮の痒みが頭皮湿疹なのか判断が分からない時には、専門家へ相談するのが一番ですので、是非気軽に相談してみましょう。

参考文献:
ROHTO【カユカユ頭は「頭皮湿疹」かも!
花王【頭皮の仕組み

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この記事を書いた人

川上先生のアバター 川上先生 発毛技能士

スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店・渋谷店統括マネージャー

発毛技能士として年間200名以上の薄毛に悩みに乗っています。
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