年々暑くなる日本の夏。
ここ数年は昼だけでなく早朝や夜になっても気温が下がらず、体調を崩したりや熱中症で倒れたりする人が続出していますよね。
暑いのが苦手で夏が来るのが憂鬱な方も多いのではないでしょうか?
そんな暑さが影響するのか夏になると「抜け毛が増えた」という声をよく聞きます。
もし本当に抜け毛が増えるのだとしたらその理由や、今からできる予防や対策はないのかが気になりますよね。
今回は「夏の抜け毛の原因や予防や抜け毛対策方法」について詳しく解説します。
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夏に抜け毛が増える理由とは
結論からお伝えすると個人差はありますが実際に夏に抜け毛が増えることはあります。
季節の変わり目は、毛の生え変わる周期の関係で抜け毛の増えやすい季節ですが、生え変わり以外にも抜け毛が増える原因があります。
夏に急に抜け毛が増える原因として主に3つ考えられます。
抜け毛の原因①:紫外線
長時間紫外線を浴びることは頭皮や髪の乾燥をまねき、抜け毛や頭皮トラブルを引き起こす原因となります。
ひどいときは日焼けで皮がめくれたり炎症を起こしたり、かゆみがでることもあります。
紫外線は波長の長さでUVA、UVB、UVCの3種類に分けられています。
肌のシワやたるみの原因となるのがUVAで、日焼けや炎症の原因となるのがUVB。
UVBは髪のタンパク質を変性し悪い影響を与えるともいわれています。
特に頭は最も紫外線ダメージを受けやすい場所ともされるため、長時間外にいる予定の日は帽子をかぶったりや日傘をさしたりしてしっかりと対策をすることをおすすめします。
紫外線というと真夏のイメージですが、実はのピークは5月~8月です。曇りの日でも晴れの日の約90%の紫外線があるため注意が必要です。
抜け毛の原因②:夏バテ
夏の暑さで夏バテを起こすと体の不調だけでなく、髪に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
夏バテを起こすことで自律神経の乱れや食欲不振をまねきます。
自律神経が乱れると髪の毛の成長に欠かせない成長ホルモンの分泌に影響がでたり、血行悪くなりが頭皮や髪に栄養や酸素が行き届かなくなってしまいます。
髪の毛の成長に必要な栄養は食事で摂取され血液で毛根に運ばれるため、夏バテで食欲や自律神経に影響がでることは髪の毛が栄養不足で育ちにくくなったり抜け毛が増えたりする原因となってしまうのです
夏バテを起こす主な原因
・汗をかくことで水分やミネラルの不足
・暑さによる睡眠不足
・室内と外の温度差
・水分、冷たいものの摂りすぎによる胃の不調
抜け毛の原因③:汗や皮脂分泌の増加による頭皮環境の悪化
夏になると汗や皮脂の分泌が増え雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌が繁殖することで、頭皮環境が悪化し炎症やかゆみを引き起こし抜け毛が増加してしまうのです。
特に皮脂の量が増えることによって、頭皮に存在するマラセチア菌が異常に増加して、脂漏性脱毛症を引き起こすこともあります。
しかし、汗をかくことは人間であれば当然起きる生理現象のため止めることはできませんよね。
大切なのは頭皮を清潔に保つことです。汗をかいたらこまめにタオルで拭くように心がけましょう。
また、夜寝ている間にもたくさん汗をかきます。汗を吸収した枕カバーも雑菌が繫殖しやすく頭皮トラブルの原因となるため、こまめに取り換えるよう気をつけてください。
夏の抜け毛の予防と対策法
夏に抜け毛が増える原因をお伝えしましたが、できれば抜け毛は起こらないほうがいいですよね。
今からしっかりと対策していけば上記の原因で起きる抜け毛は予防することも可能です。
夏の抜け毛対策①:紫外線を防ぐ
紫外線対策として有効なのは以下のの3つです。
- 帽子をかぶる
- 日傘をさす
- 髪専用のUVスプレーを使う
帽子をかぶったり日傘をさすことで頭皮や髪へ直接紫外線があたることを防げます。
ただし、帽子をかぶった状態で汗をかくと頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるため、こまめに汗を拭きとりたまに外して風通しを良くしてあげましょう。
日傘は女性が持つもののイメージがありますが、近年は熱中症対策として日傘をさす男性も増えてきました。
晴雨兼用のものや折り畳みの軽量なものも数多く販売されているので、職業柄外回りの多い方や帽子をかぶることに抵抗がある方は日傘を使ってみてはいかがでしょうか?
帽子も日傘もちょっと…という方は髪専用のUVスプレーでケアしましょう。
これは帽子や日傘のように紫外線にあたることを防ぐ方法ではなく、あたった紫外線のダメージを軽減させる方法です。
特に分け目やつむじは頭皮が露出していて紫外線の影響を受けやすい箇所なのでしっかり対策してあげましょう。
関連記事:ヘルメットや帽子をかぶり続けるとハゲるって本当?薄毛の噂を徹底解説
夏の抜け毛対策②:冷たいものを控える
暑いとどうしても冷たい飲み物やさっぱりした麺類ばかり口にしてしまいがちです。一見関係が無さそうな内容ですが、冷たい物ばかり摂ると身体が冷え血行不良で頭皮に栄養が行き届きにくくなります。
また、冷たい物は胃の不調を招き栄養の吸収率を低下させてしまします。冷たい物はできるだけ控えて体を冷やさないよう気を付けましょう。
冷たいものを食べた後は暖かい飲み物を飲んだり、夏だからこそ体を温める食材を食べるなどご自分にあった対策をしてみてくださいね。
- 発酵食品
- 唐辛子
- 生姜
- 根菜類
関連記事:髪の毛に良い食べ物・悪い食べ物とは?抜け毛を予防に効果的な食べてほしい食品(栄養)を紹介
夏の抜け毛対策③:正しい頭皮ケア
正しい頭皮ケアをしないと頭皮や髪に悪い影響を与えてしまいます。夏場のシャンプーでやってはいけない点は以下の3つです。
- ゴシゴシと強くこする
- 1日に何度もシャンプー剤を使って洗髪する
- 乾かさずにそのまま寝る
夏場にたくさん汗をかいた日は汚れを落とそうとゴシゴシ洗いがちです。
しっかり汚れを落とすのは大切ですが、強くこすると頭皮を傷つけてしまったり摩擦で髪が抜けてしまったりします。
頭皮の汚れはしっかりすすげばお湯だけでも7.8割は落ちますので、指の腹で優しく洗うようにしましょう。
また、夏は頭皮がべたつきやすく1日に何回もシャンプーで頭を洗いたくなりますが、これは逆効果です。何度のシャンプーすることで頭皮に必要な脂までとってしまい、乾燥して余計に皮脂分泌が増えてしまいます。
シャンプーは夜に1回だけにして、それ以外でどうしてもべたつきや汗が気になるときはお湯ですすぐだけにしましょう。
乾燥対策として保湿剤を使うのもおすすめです。
夏は暑いからドライヤーを使わずに濡れたまま寝てしまう、という方も多いと思いまいますが、これは頭皮の雑菌が繫殖しやすくなり頭皮環境が悪化する原因となります。
頭皮環境が悪化による抜け毛を防ぐために、しっかり乾かしてから眠るよう心がけましょう。
夏の抜け毛対策④:質の良い睡眠
夏は暑さで睡眠の質が低下しがちです。
睡眠の質が低下し自律神経が乱れると成長ホルモンがしっかり分泌されないと、髪の毛や頭皮の補修が十分に行われなくなってしまいます。睡眠不足が続くと頭皮環境の悪化したり抜け毛が増えたりする可能性があります。
冷房をつけたまま寝るのは身体に悪いといわれていますが、暑さで寝不足になるのも身体や精神に悪い影響をあたえてしまいます。快適な睡眠をとるのために、時には冷房を使用して適切な室温に調節することも必要です。
冷房の風が直接当たらないよう扇風機を併用したり、オフタイマーを使用したりして上手に室温をコントロールしましょう。
よくある質問
- 海やプールに入ると薄毛が進行する?
-
海やプールで薄毛が進行することはありません。
ただし、ケアを怠ると髪や頭皮にダメージを与えてしまい、その結果抜け毛が増えたり薄毛が進行する一因となる可能性はあります。 - 帽子で薄毛になるという噂は本当?
-
帽子で薄毛にはなりません。
汗をかいたり濡れた状態でかぶると雑菌が繁殖しやすくなり頭皮トラブルの原因となるため、こまめに汗をふき、たまに脱いで風通しをよくしてあげましょう。 - 冷房で抜け毛が増えるのは本当?
-
冷房の影響で抜け毛が増えることはあります。
長時間冷房にあたると身体が冷えて血行が悪くなります。血行不良は髪の栄養不足や頭皮環境の悪化を招き結果として抜け毛が増えることはありますので、当たりすぎには注意が必要です。
最後に
いかがでしたか?
今回は夏に髪の毛が抜けてしまう原因と対策をお伝えしていきました。夏の抜け毛はきちんと対策してあげれば防ぐことが可能です。
季節による抜け毛の影響を少しでも軽減して抜け毛を減らせるようにしっかりと対策していきましょう。
とはいえ、抜け毛の原因は人により様々です。
上記対策をとったのに抜け毛が増えてしまったりすでに抜け毛が多くて悩んでいる方も多いかと思います。自分で抜け毛の原因を特定したり正しい対策をとっていくのはなかなか難しいですよね。
ご自身の原因にあった対策方法を知りたい、という方は一度専門の機関に相談してみることをおすすめします。