「最近抜け毛が気になる」「将来薄毛になるんじゃないかと不安」そんな悩みがある方は、もしかしたら頭皮年齢が実際の年齢よりも高い可能性があります。
若々しい健康な髪の毛を作る為には、頭皮も健康で正常な状態でなければいけないと思いませんか?
そこで今回はあなたの頭皮年齢が何歳なのかを簡単に測定できるチェック項目をご用意しました。
診断後には、どういったケアをすれば頭皮年齢を若返らせることが出来るのかというスカルプケアの方法もご紹介していきますので、是非診断してみてください。
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頭皮年齢診断をしてみよう
まずは早速、これから頭皮年齢診断を行ってみましょう。
チェック項目は「はい」か「いいえ」で答えられる問題となっていて、全部で12個ありますので「はい」と答えた数を覚えて診断結果に進んでください。
- 最近抜け毛が増えてきた気がする
- 頭皮が乾燥している
- 頭皮が以前より硬くなってきた
- 髪の分け目が広がってきた・地肌が透けて見える
- 頭が痒くなることが多い
- 過去に5回以上パーマやカラーを繰り返していた
- おでこのしわが増えた
- 1日の睡眠時間は5時間以下
- 肩や首のコリ、目の疲れが気になる
- ストレスが多い
- 髪のボリュームが少なくなった
- 顔・首のたるみが気になる
頭皮年齢測定チェックの診断結果
頭皮年齢測定チェック項目で「はい」と答えた数によって、あなたの頭皮年齢がどの年代と同じ程度なのかが分かります。
診断項目で「はい」と答えた数が0~1個の方は10代相当の頭皮の持ち主で、2~3個の方は20代、4~5個であれば30代と同じ程度の頭皮年齢です。
6個の方は40代、7個「はい」と答えた方は50代、8個以上となると60代以上の頭皮年齢という事になるのですが、実際の年齢と比べていかがでしたでしょうか?
頭皮年齢診断をチェックしてみてわかること
頭皮年齢を診断してみて、実際の年齢よりも高い年代だという測定結果が出てしまった方は、既に薄毛や抜け毛・白髪などの髪の毛のトラブルを抱えているのではないでしょうか?
いくら顔や服装が若く見えていても、髪の毛が老けていると実年齢よりも5歳程年上にみられる事も多いのです。
若々しい見た目を保つためには、髪の毛の質が大切。その髪の毛を育てる頭皮はもっと重要なので、頭皮が老化する原因を知って対策していくことが大切になります。
頭皮が老化する4つの原因
頭皮も年齢を重ねる事で顔や体の肌と同じように老化していくのですが、頭皮が老化してしまう原因は加齢以外にもあります。
頭皮年齢測定のチェック項目で「はい」と答えた数が多く、実年齢より頭皮年齢の方が高かったという診断結果になってしまった方や、今後頭皮年齢を高めないようにしたいという方へ、どういった事が原因で頭皮が老化してしまうのか、主な4つの原因を解説していきましょう。
頭皮が老化する原因:加齢
年齢を重ねると顔の毛穴が広がっていくように、頭皮も加齢によってハリが低下し薄く弾力が無くなり毛穴が広がっていきます。
頭皮の厚みを支えるコラーゲン・弾力の基になるエラスチン・潤いを司るヒアルロン酸という3つの成分が減少してしまう事で頭皮の老化が進行するのです。
一般的に頭皮と言われる部分は頭蓋骨の上にある帽状腱膜・おでこの全頭筋・目の横から耳の上辺りの側頭筋・後頭部の後頭筋という1つの膜と3つの筋肉で構成されていて、加齢やこれから解説する原因によって周りにある筋肉が硬く伸びなくなってしまうと帽状腱膜が引っ張られ伸びてしまい血行が悪化し老化が進行してしまいます。
頭皮が老化する原因:紫外線
頭皮は顔や体の肌と比較して2~3倍の紫外線を浴びているとも言われています。
顔や体は日焼け止めを使用しても、髪の毛や頭皮にまで日焼け止めを使用する方はかなり少ないでしょう。
頭皮を構成するコラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞は加齢でも働きが低下しますが、紫外線を浴びる事で大きなダメージを受けてしまいより働きが低下してしまうのです。
紫外線を浴びてしまうと頭皮が硬くなりやすく血行も悪化してしまいがちになりますし、頭皮が乾燥する原因にもなります。
頭皮が老化する原因:生活習慣
睡眠やスマホ・パソコンの長時間使用、喫煙・飲酒などの生活習慣も頭皮を老化させてしまう原因になることが多くあります。
睡眠時間が短いと成長ホルモンが正常に分泌されなくなりますし、スマホやパソコンを長時間使用している事で首や肩のコリから血流が悪化する、喫煙はタバコの煙に含まれる有害物質が毛細血管自体を収縮させてしまいますし、飲酒はアルコールを分解する際に頭皮や髪の毛に必要な栄養素を使ってしまうので、頭皮を健康に保つ事が出来なくなってしまうのです。
頭皮が老化する原因:食生活
脂質や糖質の多い食事を好んでよく食べる方は頭皮のべたつきや薄毛が気になる方が多かったり、タンパク質やビタミンが不足している方では抜け毛や薄毛・白髪などの悩みを抱える方が多いです。
薄毛や白髪は髪の毛の老化と言われますが、頭皮の老化でもあり食生活も大きく関わっています。
人間の身体は食べたものから作られているので、バランスの整った食生活をしている方と偏った食生活をしている方とでは見た目はもちろん内臓や皮膚の老化にも差が出るのです。
頭皮が老化する事で起こる症状
頭皮が老化してしまう原因に続いては、頭皮が老化してしまう事で起こる症状を解説させて頂きます。
年齢を重ね長年紫外線を浴びてきた頭皮から生み出される髪の毛や頭皮トラブルは、頭皮の老化で起こることも様々ありますので「はい」と答えたチェック項目が多かった方は、これからご紹介する症状に当てはまるかどうかを是非確認してみてください。
髪の毛自体がうねる
頭皮が老化して毛穴がたるんで歪んでしまうと髪の毛を育てる毛包という部分が曲がってしまい、髪の毛が癖毛のようにうねることがあります。
これまで直毛だった方でもうねっている髪の毛が増えたという声は30代半ばから40代の方に多く、白髪が現れ始めた事が気になって白髪を抜いてしまう事でも毛穴が歪み髪がうねってしまう原因になります。
髪の毛がごわつく・まとまりにくくなるなどといったことも多いのですが、これらは栄養不足や乾燥などが原因で頭皮が老化する事で起こり、髪の毛の内部を構成するコルテックス(タンパク質)が一定の量にならず、不足している箇所が出来てしまう事で起こります。
頭頂部の髪の毛にボリュームが無くなる
30代になると髪の量が減った、髪の毛の太さが細くなり頭頂部からボリュームが無くなってきたという現象が起こるのですが、これも頭皮が老化して毛穴が緩んだり、髪の毛の内部が空洞化してしまうことでハリやコシの無い髪の毛になってしまう事が原因です。
また、頭皮の老化によって帽状腱膜が薄くなって血行不良となり、頭頂部にまで髪の毛を育成するための栄養や酸素が行き届かず、細く弱い髪の毛が増えてしまうという事もボリュームが無くなってしまう事に繋がります。
頭皮の乾燥・フケや赤みが出る
普段外気にさらされている肌よりも髪の毛に守られている頭皮はとても敏感で、年齢を重ねるごとに乾燥しやすくなります。
頭皮が乾燥すると脳から「頭皮の乾燥を守るために皮脂を出せ」という命令が出て頭皮に必要以上の皮脂が分泌され、皮膚の常在菌のバランスが崩れてフケやかゆみといった症状が現れます。
これは年齢を重ねるごとに皮膚のターンオーバーのサイクルが低下し、頭皮を保湿して守る皮脂やアミノ酸・ミネラル成分が不足し潤いが減少してしまう事で起こるのです。
頭皮の乾燥は加齢の他に、使用しているシャンプーの洗浄成分の種類によっても加速する事があります。
頭皮を若々しく改善するケア方法
頭皮年齢診断で実年齢と頭皮年齢に差が付いた方は、実年齢に応じて頭皮ケアを行うことがおすすめです。
頭皮の血流を促す頭皮マッサージや必要な栄養を食べ物から摂取する事、髪の毛や頭皮にダメージを与える事を避けるなどがあります。
測定結果で高い年代という測定結果が出た方でも、適切に頭皮をケアする方法を一つづつでも試して行っていただくと、頭皮の老化を実年齢相当にまで改善する事も可能ですので、是非試してみてください。
食生活をバランスよくする
忙しいからとファストフードやコンビニなどを利用してばかりいると、頭皮の老化が加速してしまいます。
人間の身体は髪の毛から爪先まで食べたもので構成されているので、栄養のバランスを意識して食事を摂るようにしましょう。
特に良質なタンパク質や亜鉛などのミネラル、ビタミンを中心にバランスよく栄養素を摂取する事で、頭皮の老化を防ぐことが出来るので、下記の関連記事をチェックしていただき摂取して欲しい栄養素や食材を取り入れるようにして下さい。
生活習慣を改善する
実年齢相応の健康な頭皮にするためには、頭皮にしっかりと栄養と酸素を届ける事が必要です。
その為にも血行を悪化させるような生活習慣を控え、反対に血管を強くして血流を促進させることが大切になります。
血流が悪化する原因になる喫煙や過剰なストレスを抱えているというような状態では健康な頭皮を取り戻す事が困難ですので、禁煙・減煙をしたりストレスは溜めてしまう前に適度に発散する事を意識しましょう。
シャワーだけでなく湯船に浸かったり、日常に適度な運動を取り入れて血行を促進する事を意識して体を温めてみてください。
質の良い睡眠を取る
頭皮年齢が高い方は睡眠時間が短い方も多く、頭皮が老化する原因を自ら作り出している事も多いです。
スマホやパソコンを寝る寸前まで見ているとブルーライトの刺激で質の良い睡眠が取れなくなってしまいます。
他にも寝る直前に食事や入浴をしてしまうと、血液が胃腸や体の深部に集まってしまい、成長ホルモンの分泌に支障が出てしまう事もありますので、寝る3時間前までには食事や入浴を済ませておく事が質の良い睡眠を取るためには必要です。
寝る前にはカフェインを控えたり、リラックスできるような音楽をかける・アロマを使う等も良質な睡眠を取るためにおすすめ出来ます。
頭皮を保湿する
頭皮が老化してしまうと乾燥しがちになり頭皮が硬くなってしまう原因になるので、頭皮を保湿して不足した潤いを与えることも重要なケアの一つです。
保湿効果のあるスカルプケア商品をシャンプー後の清潔な頭皮に塗布し、乾燥を防いでかゆみやフケを抑えましょう。
空調の効いた空間で過ごす事が多い方やパーマやカラーを頻繁に行う方は特に、顔や体と同じく頭皮も保湿ケアを行う事で健康的な頭皮へと改善する可能性が高いため、是非行って頂きたいのが頭皮の保湿ケアです。
正しいヘアケアを行う
正しいヘアケアを行う事も頭皮の老化を予防・改善する頭皮ケアの一つです。
まずシャンプーは洗浄力の強いものを避け、頭皮に優しい成分を多く含んだものに変えることがおすすめで、シャワーの温度も36~38度ほどのぬるま湯で行いましょう。
シャンプー前の予洗いから始まり、シャンプー後のドライヤーで頭皮や髪の毛を乾かす事までが正しいヘアケアですので、以下の関連記事から正しいヘアケアを実践して、頭皮の老化を改善していってください。
まとめ
今回は薄毛や抜け毛・白髪などの原因になる頭皮年齢について、測定チェック項目や結果から頭皮が老化してしまう原因・改善出来る頭皮ケアなどを解説させて頂きました。
今の時点で頭皮の老化を感じている方も、将来的に不安がある方も少しでも早くケアを行う事が大切です。
生活習慣を始め直接頭皮に働きかけるケア方法を、出来る事から始めてみてください。
効率よく頭皮ケアして1日でも早く頭皮の老化を改善したい方は、まずどういったことから頭皮の老化が始まっているのかを専門家に突き止めてもらうのが一番です。
当院では適切なケアやアドバイスもさせていただくので、是非一度ご相談いただければ幸いです。
参考文献:
DEMI 頭皮の基礎知識
ミルボン Find Your Beauty MAGAZINE
Kao 頭皮のキホンと年齢変化、効果的な洗浄のコツ