簡単で髪の毛が邪魔にならず男性・女性問わず人気のポニーテールですが、気になるのが「毎日同じ場所でポニーテールをしているとハゲる」という噂です。
結論から申し上げれば、きつく結ぶポニーテールを長期間続けていると前髪の横の部分や分け目がハゲる事があります。
今回は、なぜ毎日ポニーテールをすると前髪の横の部分や分け目がハゲるのかという理由やハゲない結び方・すでにハゲてきたという方におすすめする対策や隠し方を解説していきますので、髪が長くポニーテールにしがちだという方は参考になさってください。
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ポニーテールを続けるとハゲるというのは本当?
常に高い位置できっちりとしたポニーテールをしていると、どうしても髪の毛を引っ張り続けている状態になってしまいます。
特に髪の毛が長い方は髪の毛の重さによって頭皮も後ろへ引っ張られてしまうので、頭皮や髪の毛に負荷がかかり血流が悪化してしまう為、牽引性脱毛症を発症してしまうのです。
ポニーテールを続けると牽引性脱毛症になりハゲる
牽引性脱毛症とは、その言葉通り髪の毛が引っ張られ続ける事で起こる脱毛症で、ポニーテール以外にエクステやツインテール・お団子ヘア・オールバック・ロングヘアの方、きつく三つ編みをする方や毎日ヘアアイロンを使う方にも起こる症状です。
特に頭頂部で結ぶ事が多いポニーテールは、髪の毛を束ねる位置が高いので重力もかかりやすく、前髪や生え際の頭皮が後ろに引っ張られてしまいがちなので、より頭皮や毛根に負担がかかってしまいます。
最近は男性も髪の伸ばして結ぶ方が増えましたが、牽引性脱毛症は圧倒的に女性に起こりやすい症状で、ひどい場合は部分的にハゲてしまいますし、全体的な薄毛になる場合もありますので注意が必要です。
ポニーテールでハゲる理由
ポニーテールをし続けると、頭皮に負荷がかかり血流が悪化してハゲるのですが、なぜ頭皮に負荷がかかる事・血流が悪化する事の2点がハゲる事に繋がるのかという理由について、解説いたします。
髪の毛は生える方向に向かって成長するのですが、ポニーテールをすると結び目に向かって髪の毛を引っ張るので毛根に負荷がかかりダメージを受け、さらに頭皮も同じ方向へと引っ張られることで緊張状態となり頭皮の血流が悪化します。
頭皮の血流が悪化すると、毛根から栄養を受け取ることが出来ず弱ってしまい抜け毛となり、頭皮や毛根がダメージを受けてしまう事で元の健康な状態へ戻ることが出来ず、薄毛になってしまうのです。
ポニーテールを続けるとどこがハゲる?
毎日のようにポニーテールなどの髪の毛を引っ張る髪型をしている場合、髪の毛のどの部分がハゲやすくなるのかも心配になります。
主に前髪の横の部分や生え際・もみあげ・分け目という3つの部分が、牽引性脱毛症でハゲる箇所となるので心配な方は後述するハゲない結び方や対策を実践してみてください。
ポニーテールが原因でハゲる場所:前髪の横の部分や生え際
ポニーテールが原因でハゲる場所で一番多いのが、前髪の横の部分や生え際です。
髪の毛をまとめる際に最も引っ張られやすく、切れ毛や抜け毛が多い部分でもあります。
前髪の横の部分は元々細い髪の毛が多い場合もありますし、生え際は引っ張る力がかかりやすいので頭皮や毛根へのダメージも大きくなるという事が原因です。
ポニーテールが原因でハゲる場所:もみあげ
もみあげも前髪の横の部分や生え際と同じように元々髪の毛が細い事が多く、さらに生える方向と反対に引き上げられる事で毛根へのダメージが起きやすいので、ポニーテールが原因でハゲる場所となります。
髪の毛をきっちりときつく結ぶ方や、スタイリング剤を付けておくれ毛や浮き毛(アホ毛・ぱや毛)が出ないようにする方、最近は少なくなりましたが髪の毛を盛っていた方などは、もみあげが薄毛になることもあるのです。
ポニーテールが原因でハゲる場所:分け目
前髪を下ろしてポニーテールをしている場合は、前髪と束ねている部分の分け目にあたる場所がハゲる事があります。
分け目が引っ張られていない部分と引っ張られている部分の境目になり、気付いた頃にはくっきりとした分け目が出来ているという状態になる事が多いです。
また髪の毛の長さにかかわらず、普段下ろしている方でも長年同じ分け目だという場合は、分け目部分に紫外線などの外部ダメージを受けやすいので、頭皮や毛根が弱り薄毛になりやすくなります。
ハゲない結び方4選
仕事や習い事などで、どうしてもきっちりとポニーテールやお団子ヘアにしないといけない時は仕方ありませんが、帰宅後や普段髪の毛を結びたい時は、ハゲない結び方をするようにしましょう。
ハゲない結び方をする時は、出来るだけ太めのゴムを使う・高めの位置で結ばない・きつく結ばない事がポイントとなります。
また、長時間髪の毛を結んでいないといけない時は、表面だけを綺麗に整えつつ結び目はゆるめにしておく、血流を促進する為に食生活に気を配り適度な運動を心がけ健康的な生活を送ること、頭皮の負担を緩和する為に頭皮マッサージを行う事もおすすめです。
ハゲない結び方①ゆるめに結んだローポニー
一つ目のハゲない結び方は、耳の後ろから襟足あたりに手ぐしで髪の毛をまとめ、ゆるめに結んだローポニーです。
結ぶ時にきつく結ぶ時よりも1回少なくゴムをかけるようにし、トップやサイドの毛束を引き出して形を整えたら、シュシュなどのヘアアクセサリーを付けましょう。
毛先10cm程度をコテで軽く巻いておくとこなれ感も出ますし、おくれ毛をあえて残す事で抜け感や小顔効果も出るのでおすすめです。
ハゲない結び方②ふんわりハーフアップ
続いてのハゲない結び方はふんわりハーフアップで、1つ結びでも出来ますが、くるりんぱやねじりんぱを活用するのもおすすめです。
前髪やサイドの生え際の髪の毛を残し、ゆるく結ぶことで髪の毛を強く引っ張らないようにし、少量づつ毛束を引き出してボリュームアップさせてバレッタなどでとめましょう。
ハーフアップなら結ぶ髪の毛の量も少ないので引っ張られる力も少なくなりますし、ゴムを使わずバレッタやクリップなどでとめれば華やかな印象を出す事も可能です。
ハゲない結び方③ヘアタイやスプリングゴムを使う
3つ目にご紹介するハゲない結び方は、普段使っているヘアゴムをヘアタイやスプリング状のヘアゴムに変える事です。
一時は100均などでもよく見かけたヘアタイは、髪の毛の結び跡が付きにくいリボンテープ状の商品で、スプリングゴムはコイル状に巻かれた形状で髪の毛の結び跡が付きにくいことが特徴となっています。
どちらもきつく結ばなくてもしっかりと髪の毛をホールドしてくれますし、使わない時はブレスレットのように手首に付けておいてもオシャレなのでおすすめです。
ハゲない結び方④編み込みなどでアレンジする
最後にお伝えするハゲない結び方は、髪の毛を結ぶ際に編み込みやねじり編みなどでアレンジする事です。
ただし、ここまでお伝えしてきたようにあまり力を入れず、ふんわりと編んでいくことで牽引性脱毛症を防ぐことが出来ます。
毎日同じ髪型をするのは楽ですが、たまには結ぶ位置を変えたりアレンジを加える事で、前髪の横の部分や分け目がハゲるのを避けられるようになりますので、しっかりとハゲない結び方のポイントを抑えてヘアアレンジを楽しんでください。
前髪の横の部分や分け目がハゲた時の対策
今、この記事を読んでくださっている方が、すでにポニーテールをし続けて前髪の横の部分や分け目がハゲているのであれば、1日でも早く分からないようにしたいですよね?
そういった前髪の横の部分や分け目がハゲた時の対策を、前髪の横の部分と分け目という場所別にご紹介していきますので、現在の髪の長さやアイテムの入手しやすさなどで選んで対策してみてください。
前髪の横の部分がハゲた時の対策:前髪の横の部分に産毛を作る
まずは前髪の横の部分がハゲた時の対策、一つ目は薄くなった前髪の横の部分に産毛を作ることです。
この方法は元々前髪の横の部分が薄く目立っていた方にも有効で、韓国の女性芸能人も前髪や生え際の産毛をおくれ毛にして小顔効果を際立たせています。
産毛を作るだけならセルフカットでもできそうだと思いがちですが、わざとらしくなってしまう事もありますので、適切な量と見た目を手に入れる為にも美容師の方にお任せして作ってもらいましょう。
前髪の横の部分がハゲた時の対策:前髪やサイドの髪を使って隠す
続いて前髪がある方におすすめなのが、前髪の毛先を巻いて流すか、サイドの髪(触角)を作って下ろすという対策です。
気になってしまう前髪の横の部分に上から重ねる事で、薄毛になっている部分を目立たなくすることが出来ます。
現在前髪の量が少ないのであれば厚めのフルバングにしてしまうのもおすすめですし、ある程度の長さがあるのならセンター分けや斜めの分け目にして無造作なスタイルを作ることもおすすめです。
前髪の横の部分がハゲた時の対策:シェーディングアイテムを使う
前髪やサイドの髪の毛を切りたくないという場合の前髪の横の部分がハゲた時の対策には、小顔メイクにも使える生え際用のシェーディングアイテムを使うことも有効です。
パウダータイプやペン・クレヨン、また舞台メイクなどで使うドーランなどがあり、手頃な価格のものが多いですしドラッグストアなどで販売されているものもあります。
汗や水に弱いものもありますので購入する際はしっかりと商品の特徴や成分を確認し、ティント以外は製品が残ってしまわないように丁寧に正しくシャンプーをするようにしてください。
分け目がハゲた時の対策:ヘアスタイルや分け目を変える
続いて分け目がハゲた時の対策、一つ目は分け目の場所を変えたり思い切ってヘアスタイルを変えることです。
ポニーテールをし続けた事で前髪と束ねる髪の毛との分け目が目立つのであれば、前髪の量を少し増やしたり髪を伸ばしたりしながら目立たなくなるのを待ちましょう。
くっきりついてしまった分け目を変える場合は、多少前髪を増やしたりするだけでは誤魔化しきれないので、シェーディングアイテムを使うか、バッサリと髪の毛を短くしてポニーテールが出来ない長さにしてしまう事もおすすめです。
分け目がハゲた時の対策:薄毛隠しのパウダーやスプレーを使う
2つ目の分け目がハゲた時の対策は、薄毛隠し専用のパウダーやスプレーといったアイテムを使う事です。
透けている頭皮を見えなくする事で分け目の薄毛を分からなく出来るため、多少であれば目立っていた分け目を隠すことが出来ます。
ただし汗や雨に濡れた時に取れてしまうものや、使用する際に製品が周りに飛び散るなどのデメリットもありますし、頭皮に付いて取れなくなり毛穴詰まりの原因になる事もあるので、改善されるまでの期間限定で使うようにしましょう。
まとめ
今回はポニーテールをしていると前髪の横の部分がハゲる?ハゲない結び方やハゲた時の対策を解説いたしました。
ポニーテール以外にもハゲてしまう恐れがあるヘアスタイルがありますが、出来るだけ毎日同じ場所で結ばないようにして帰宅後は髪の毛を下ろしたままにする事でも防げます。
またバランスの良い食生活を送り、頭皮や細胞のダメージをしっかりと修復させる為にも質の良い睡眠を取るという事も、前髪の横の部分や分け目がハゲる事を防ぐ対策です。
どうしてもポニーテールをしないといけない場合でも、きつく結ばない等のハゲない結び方をして対策するよう心がけましょう。
ハゲてしまった部分を1日でも早く治したいという方は、薄毛の専門家に相談をして対処してもらう事も効果的なので、気軽に相談してくださいね。