白髪は抜くと増えるの?白髪が生える原因と対策そして「白髪から黒髪に戻す方法」全て解説

年齢とともに段々と増えていく白髪。
一般的に30代後半から40代にかけてなり始める人が多いといわれていますが、中には20代から白髪が生え始める人もいます。


白髪は抜くと増える」これは、白髪がある人ならだれもが聞いたことがある噂ですよね。
反対に「白髪は抜けば黒髪に戻る」という噂もよく耳にします。一体どちらの噂が本当なのでしょうか?

今回は白髪にまつわる噂の真相と頭皮にダメージが少ない白髪のケア方法について解説していきます。

目次

白髪は抜くと増えるって本当?

結論からお伝えすると「白髪は抜いても増えることはありません。
白髪を抜いたこと自体が原因で白髪の本数が増えてしまうことはありませんので安心してください。

なぜこのような噂があるのかというと「白髪の後にはまた白髪が生えてくる」ことと「白髪が気になって抜いたり染めたりする時期は、白髪の増え始める時期と重なるため増えたように感じる」ことが原因です。

前者は白髪を抜いた後にまた白髪が生えてきてもプラマイ0で増えたわけではありませんし、後者は加齢などの理由で白髪が増えるタイミングだったのであれば、抜いても抜かなくても白髪は増えいきます。

反対に「白髪を抜くと黒髪に戻る」という噂もありますが、こちらも事実ではありません。
白髪の生えていた毛穴から生えてくるのは白髪です。抜いても黒くはならないのでむやみに抜かないよう気をつけましょう。

白髪は抜く、抜かないどっちがいい?

白髪 抜く 抜かない オススメ

白髪が生えてきた時に、ついつい抜いてしまう人も多いかと思いますが、白髪は白髪は抜かないほうが頭皮のには絶対良いです。理由としては以下の3つがあげられます。

白髪を抜かないほうがいい理由①:毛穴の形状が変わる

抜かないほうがいい理由の1つ目は「毛穴の形状が変わる」ことです。

髪の毛を自分で抜く行為は、別の言い方をすると「無理やり髪の毛を引き抜く行為」とも言えます。白髪を抜いた場合、抜け毛の毛根には半透明の毛根鞘と呼ばれる組織が一緒に剥がれ落ちてしまいます。

毛根鞘とは毛穴の中で毛包と毛根を繋いでいる組織で、内毛根鞘と外毛根鞘という二つに分かれており、抜け毛に付いてくる毛根鞘は内毛根鞘となり半透明のプルプルしたゼリー状のものです。

白髪を強引に抜いてしまうと髪の毛だけでなく周辺組織を引っ張られてしまうため、毛穴の形状が変形する恐れがあります。毛穴の形状が変わるとその後生えてくる髪が真っ直ぐにならずくせ毛になる可能性があります。

白髪を抜かないほうがいい理由②:毛根が傷つく

抜かないほうがいい理由の2つ目は「毛根が傷つく」ことです。

前述した通り、生えている髪の毛を引き抜くという行為は、毛髪のみならず周辺組織までダメージが生じてしまいます。その結果、毛根に傷がついて炎症してしまう事もあるのです。

頭皮には様々な菌や皮脂が存在するため、抜いたことによって出来た傷に入り込み、赤み・かゆみなどの頭皮トラブルを引き起こす要因となります。
最悪の場合、白髪を抜いた毛穴からは、髪の毛が生えてこなくなる危険があるので注意が必要です。

白髪を抜かないほうがいい理由③:痛い

抜かないほうがいい理由の3つ目は単純に「痛い」からです。

先に紹介したように白髪を抜くと頭皮や髪にダメージを与えるというデメリットがありますが、反対にメリットは特に見当たりません。痛いうえにデメリットしかないのであれば、わざわざ白髪を抜くことは避けた方が良いです。

そもそもどうして白髪になるのか

白髪 原因

実は「生えたばかりの髪の毛はすべて白髪」です。
髪の毛は毛根にある毛球で毛母細胞が細胞分裂することで作られます。この時点では色のない状態(白髪)で生えてきますが、その後成長していく過程でメラニン色素を受け取ることで色がつくのです。

このメラニン色素を作っているのが毛母細胞とともに毛球に存在する色素細胞(メラノサイト)です。
何らかの原因でメラノサイトが減少したり機能が低下したりすることで、メラニン色素が正常に作られないと髪は色のないまま成長して白髪が生えてしまうのです。

では、白髪の原因となるメラノサイトの減少や機能低下は何が理由で起こるのでしょうか。詳しく解説していきます。

白髪の原因①:加齢

人間の細胞は年齢とともに老化し徐々に働きが低下していきます。メラノサイトも同様で加齢により細胞の働きが衰えるとメラニン色素を作る量が減少し白髪が増加します。

さらにメラノサイトの数自体も減少していきます。これは色素細胞を作るもととなる色素幹細胞が老化で働きを低下させることが原因です。

個人差はありますが一般的に35歳から40代前半にかけてメラノサイトの機能低下がみられ白髪が増え始めます

白髪の原因②:栄養不足

メラニン色素はチロシンというアミノ酸(タンパク質)によって作られています

チロシンは体内で生成することができる非必須アミノ酸ですが、チロシンを作る材料のフェニルアラニンは体内で生成することができない必須アミノ酸のため食事で摂取する必要があります。

ダイエットや偏食などで偏った食生活をしているとフェニルアラニンが不足してチロシンを十分に作ることができなくなってしまいます。チロシンの不足はメラニン色素の不足へ繋がるため白髪が増える原因となってしまうのです

また、栄養不足は髪の毛の成長にも深く関与します。白髪以前に髪の毛が正常に作られなくなってしまう可能性もあるので、普段からバランスの良いを心がけましょう。

白髪の原因③:ストレス

ストレスも白髪の原因の一つとされています。

メラニン色素を作るための栄養は血液によって毛根まで運ばれます。ストレスにより血管が収縮すると血流が悪くなり毛根へ十分な栄養が行き届かなくなってしまいます。


さらにストレスはメラニン色素の原料のチロシンを消費します。メラノサイトがどんなに活発でも原料がなければメラニン色素を作ることはできないですよね。

また、ストレスは活性酸素を発生させ細胞の老化を早めます。前述したとおり細胞が老化するとメラノサイトの機能が低下して生成されるメラニン色素の量は減少します。老化のペースは個人差がありますが、ストレスの多い人は活性酸素により老化が早まり白髪が発生するリスクが高いと言えるでしょう。

白髪の原因④:病気やケガ

大きな病気やケガをした後は白髪が増えることがあります。

これはメラニン色素を作るための栄養がケガや病気の治癒に優先して使われることで栄養が不足して起こります。

栄養が不足する原因となる病気やケガが治れば正常にメラニン色素が作られるようになり黒髪に戻ることがあるので安心してくださいね。

白髪の原因⑤:睡眠不足

人間の細胞は寝ている間に修復されます。
そのため睡眠が不足するとメラノサイトが十分に修復されず、働きが低下してしまい、色素を髪の毛に供給ができなくなってしまう事も。
また、睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし、さらなる睡眠不足や髪の成長の阻害、血流の悪化などにつながります。

白髪の原因⑥:遺伝

実は遺伝も白髪の原因の一つとされています。
白髪自体が遺伝するのではなく、色素細胞の働きの強弱やメラニン色素の性質や量などの「白髪になりやすい体質」の遺伝子が遺伝されます。

遺伝については現在も研究段階で完全に解明されたわけではありませんが、ご両親に「白髪が多い」「白髪になるのが早い」などの状態がみられるのであれば、白髪になりやすい体質であると考えて早めに対策することをおすすめします。

白髪をカバーするオススメな対処法

白髪 対処法 白髪を隠す

白髪を抜いてはいけないことをお伝えしましたが、抜く以外にできる対処法をご紹介します。
見つけたときできるだけダメージを与えずにできる対処法は3つあります。

  1. 切る
  2. 染める
  3. ウィッグで隠す

対処法①:切る

白髪の本数が少ないのであれば抜くのではなく、できるだけ根本に近い場所から切るようにしましょう。
その際にほかの毛まで切ってしまわないよう注意が必要です。

分け目など表面に生えている白髪を切ると伸びたときにピンと立って余計に目立ってしまう可能性があるため、こまめに切るか分け目を変えて髪の内部に隠れるようにしてあげることがポイントです。

対処法②:染める

白髪の本数が多い場合は染めるのがオススメです。染めると言っても方法がいくつかありますが、白髪を染める方法として適しているものは「ヘアカラー」と「ヘアマニキュア」の2つです

ヘアカラー(永久染毛剤)は最も一般的な染料で市販のカラー剤や美容院でするカラーはこちらにあたります。
キューティクルを開いて内部に色を入れていくため、どうしても髪にダメージを与えてしまいます。

しかし他の染髪方法より色持ちがよく髪色の自由度も高いなどのメリットもあります。
施術方法を工夫することでヘアカラーの頻度を抑えたり頭皮へのダメージを軽減したりすることは可能なので一度美容師さんに相談してみることをおすすめします。

ヘアマニキュア(半永久染毛料)はキューティクルの表面に一時的に色をつけるもので、髪と同じ酸性の成分のためダメージが少ないことが特徴です。頭皮につかないように施術する必要があるため根本から染めることができませんが、その分頭皮へのダメージは抑えることができます。

髪や頭皮のダメージを考えたらヘナがオススメ

どちらの染め方をしても頭皮に薬剤がつくと多少なりともダメージを与えてしまいます。
髪や頭皮へのダメージをできる限り抑えたうえで白髪を染めたいという方には「ヘナカラー」がオススメです。

ヘナカラーはヘナという植物の粉末を使って髪を染める方法でヘアカラーの一種です。
通常のカラー剤と違い髪や頭皮を痛める成分は配合されていません。オレンジ系やブラウン系にしか染められないため色の選択肢は狭まりますが、ヘナの天然成分により髪にハリコシがでるためトリートメントしなくてもツヤツヤの仕上がりになります。

以上3つの染め方を紹介しましたが、それぞれ以下のメリット、デメリットがあります。
ご自分の白髪の本数や頭皮状態に合った方法を試してみてくださいね。

特徴ヘアカラーヘアマニキュアヘナカラー
メリット・色持ちがいい
・発色がいい
・髪色を明るくも暗くもできる
・根本から染められる
・1度でしっかりと染まる
・発色が悪い
・髪や頭皮のダメージが少ない
・1度でしっかりで染まる
・髪や頭皮にダメージがない
・トリートメント効果がある
・アレルギーの心配がない
・自分で染められる
・根本から染められる
デメリット・髪や頭皮のダメージが大きい
・アレルギーがでる可能性がある
・色持ちが悪い
・根本から染められない
・髪色を暗くはできるが明るくはできない
・1度で染まらない
・黒髪は染まらない
・染まるまで時間がかかる

対処法③:ウィッグで隠す

「白髪は気になるが切るのも染めるもの面倒」という場合はウィッグで隠すという方法があります。
白髪が全体にあるのなら全体をカバーできるフルウィッグを、トップや分け目、生え際など部分的に白髪があるのならポイントウィッグ使用するのがおすすめです。

白髪から黒髪に回復させることは出来る?

白髪から黒髪に戻ることは白髪になった原因によっては可能です。


メラニンを作るメラノサイトの働きが低下、または休止状態の場合や、メラノサイトは活発だがメラニンを作る栄養が不足している場合などの後天的な要因による白髪は黒髪に戻る可能性があります。


遺伝などの先天的な要因や老化により色素細胞が死滅、消失している場合は残念ですが黒髪に戻ることはありません

後天的な要因
  • 栄養不足
  • 病気やケガ
  • 睡眠不足
  • ストレス

上記の理由で白髪になってしまった場合はその要因を取り除けば、メラノサイトが活動を再開し黒髪に戻る可能性があります。
色素細胞が消失してしまわないように普段から規則正しい生活を送ることを心がけましょう。

白髪を回復させるための3つの対策

白髪を回復させる 対策

白髪を増やさない、もしくは白髪を黒髪に戻すためには規則正しい生活で「色素細胞の老化を遅らせる」ことと「色素細胞の働きを活発にしメラニン色素をたくさん作る」ことが必要です。方法は以下の3つがあげられます。

白髪を増やさない方法①:チロシンを摂取する

チロシンはメラニン色素の原料となる成分です。タンパク質のもととなるアミノ酸の一種でいろいろな食品に含まれてます。

チロシンを含む食品
  • チーズ(ナチュラルチーズ、プロセスチーズ)
  • ナッツ類(アーモンド・ピーナッツ)
  • 大豆食品(納豆、豆腐)
  • 果物(リンゴ、バナナ、アボカド)
  • 魚(マグロ、カツオ、ちりめんじゃこ)

チロシンはメラニン色素のもとになるだけでなく、脳を意欲的にする幸福ホルモンの「ドーパミン」や集中力を高める「ノルアドレナリン」の材料にもなります。

この二つはストレスによって消費され、不足するとやる気がでず無気力になったり強い疲労や焦燥を感じたりするようになります。
ストレスため込みがちな方はチロシンが不足している可能性があるのでぜひ積極的に摂取してみてくださいね。

白髪を増やさない方法②:血行を促進する

白髪を増やさないためには血行を促進してメラノサイトに栄養がしっかりと行き届くようにしてあげることが大切です。

血行を促進する方法
  • 頭皮マッサージ
  • こまめな水分補給
  • ストレッチ
  • 半身浴
  • EPA(青魚)やクエン酸(柑橘類)を摂取する

反対に普段の生活で血行を悪くしてしまう行動や習慣もあります。以下の習慣に当てはまる方は注意が必要です。

  • 喫煙
  • 脂っぽい物、甘い物をよく食べる
  • 運動不足
  • ストレスをため込む
  • 睡眠不足、寝すぎ

白髪を増やさない方法③:活性酸素を減らす

身体のサビである活性酸素は細胞の老化を早めメラノサイトの働きを低下させる一因となります。
活性酸素を減らすことで細胞の老化を遅らせることで白髪の発生するリスクを少なくすることが可能です。

活性酸素は加齢や普段の生活などでも発生します。人体が代謝する過程で必ず発生するものなので完全になくすことはできません

しかし普段から規則正しい生活を意識することで発生する活性酸素の量を減らすことは可能です。少しでも活性酸素を発生させないよう以下のことに注意した生活を心がけましょう。

活性酸素を発生させないポイント
  • 飲酒、喫煙を控える
  • ストレスをため込まない
  • バランスの良い食事をする
  • 適度な運動をする(過度な運動は活性酸素を増加させる)
  • 紫外線を避ける
  • 抗酸化作用のある食べ物を食べる

まとめ

いかがでしたか?本記事では、白髪ができるメカニズムから原因と対策まで全て解説致しました。

白髪はメラノサイトにしっかりと栄養が行き届くようにしてあげれば黒髪に戻ることがあることがわかりました。
薄毛や抜け毛も毛根に栄養が行き届かないことで起こる場合があり、当店で薄毛の治療をしている方の中にも白髪が黒髪に戻ったという方が何人かいらっしゃいます。

とはいえ白髪や抜け毛が増える原因は人によって原因はさまざまです。
上記対策をやってみても改善できなかった方や自分一人では解決の方法がわからないという方は、一度専門の機関に相談してみることをおすすめします。

髪の毛に関するお悩みはありませんか?お気軽に相談ください。

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この記事を書いた人

馬鳥 亮佑のアバター 馬鳥 亮佑 スーパースカルプ吉祥寺店・渋谷店総括長|スーパースカルプ発毛協会理事

スーパースカルプ発毛療法を用いたAGA患者年間1000件以上の改善実績を元に、スーパースカルプ吉祥寺駅前店を開院。現在、吉祥寺駅前院、渋谷院を展開。
一般社団法人スーパースカルプ発毛協会の理事として毛髪業界の健全化を目指し、その目的のために活動中。
youtubeとして【りょーすけ先生。髪ワザchannel】として活動をして効果のある治療方法や正しい薄毛対策法の知識を提供し、登録者数1万人越え。
発毛技能士
毛髪診断士
東京薬科大学大学院卒

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