夏のレジャーといえばプールや海水浴!という方も多いですが、海水や塩素から受ける髪の毛へのダメージが心配…という声も多く薄毛や抜け毛で悩んでいる方は不安要素も沢山あるでしょう。
今回はプールや海水浴で本当にハゲるのか?運動後に行う為の正しいヘアケア方法と抜け毛予防法について、詳しく解説させて頂きます。
もしかして薄毛(AGA)かも?と不安になっている方は、簡単に自宅で出来る薄毛・ハゲチェックを下記の動画で確認してみてください。
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プールや海水浴でハゲるって噂は本当?
夏になるとTV番組で世界水泳やオリンピックなど、1日に数時間プールで練習している選手たちの姿を目にする事がありますが、選手の皆さんの中にはハゲている方が少ないと思いませんか?
塩素や海水にさらされる事が薄毛を進行させ、結果的にハゲると思われる事もありますが、選手たちを見ているとどうも間違っている気がするという方、その考えは正解です。
それなのにプールや海水浴でハゲるという噂が出ているのは、紫外線による光老化と間違ったヘアケアをしているせいだという事を解説していきましょう。
プールや海水浴でハゲるという噂の真相その1.長時間紫外線を浴びる
屋内プールでも窓ガラスに囲まれていれば紫外線を浴びますし、屋外プールや海では直射日光を長時間浴びてしまい日焼けしてしまいます。
プールや海水浴で頭を触った時に、思っているよりも熱くなっていた経験をした方は少なくありませんよね?
長時間紫外線を浴びると髪の毛だけでなく頭皮も日焼けしてしまい、髪の毛を作る細胞の機能が弱るだけでなく、頭皮環境が悪化し抜け毛が増えたり頭皮が炎症を起こしてかゆみが出るなど、今生えている髪の毛への影響も大きいですし、これから生えてくる髪の毛にも多大な悪影響を及ぼしてしまうのです。
プールや海水浴でハゲるという噂の真相その2.髪を濡れたままにする
プールには以前からシャワー室が設けられていますし、最近は海水浴場にも海の家などに簡易シャワーが備え付けられています。
プールの塩素や海水をしっかり洗い流すことが出来るようになりましたが、ドライヤーまで準備されている事は少ないですよね?
髪の毛をいつまでも濡れたままにしておくと、頭皮の常在菌や雑菌が異常繁殖したり紫外線によるダメージを受けやすく、さらに髪の毛が濡れているとキューティクルが開いてしまうので髪の毛の内部の水分や栄養素が奪われ、切れ毛や抜け毛が増えてしまう恐れもあります。
プールや海水浴でハゲるという噂の真相その3.塩素や海水による髪の毛の乾燥
不特定多数の人が利用するプールは殺菌する事を目的として塩素が投入されていますが、塩素は髪の毛を構築するタンパク質に付着しキューティクルを破壊してしまうという性質があります。
海水には塩分が含まれていますが、塩分も塩素と同じようにタンパク質に付着する性質があるのでキューティクルにダメージを負わせてしまうのです。
塩素や塩分を髪の毛や頭皮に付着したままにしておくと、キューティクルが剥がれ落ち髪の毛の内部の水分や栄養素が流れ出てしまうだけでなく、頭皮の常在菌のバランスが崩れ雑菌が繁殖し頭皮の炎症が起こったりフケが出る・かゆみが出る、皮脂が過剰に分泌されるなど、髪の毛や頭皮に対して多大な悪影響があります。
水泳競技の選手は何故ハゲない?
水泳や水球・シンクロナイズドスイミングに飛込みなど、水泳競技をしている選手たちを見ていても明らかにハゲている選手って少ないですよね?
私達よりもプールに入っている時間が長いと思われる選手たちですが、何故塩素や塩分の影響が少ないのかというと水中での全身運動で有酸素運動をしている為代謝が上がり血流が良い事、プールに入る際にはスイムキャップなどを使用し練習後には正しいヘアケアを行っている事などが挙げられます。
その他にもプールに入る前に頭皮や髪の毛をしっかり濡らしておく事で、塩素が入っている水を髪の毛に含ませにくくも出来るので、試してみてください。
プールや海水浴に行った後の正しいヘアケア方法を解説
続いてはプールや海水浴に行った時とその後の、正しいヘアケア方法を解説していきましょう。
普段から行っているヘアケアを見直すきっかけにもなりますし、プールや海水浴の前後に正しく行う事でハゲる可能性を下げることが出来る簡単なヘアケア方法もご紹介していきますので、是非試してみてください。
プールや海水浴の時に行う正しいヘアケア方法:紫外線から髪を守るキャップや帽子をかぶる
7~9月の紫外線が一番強い時期にプールや海水浴に行く時は、直射日光から頭皮や髪の毛を守るためにスイムキャップや帽子をかぶることがおすすめです。
スイムキャップは恥ずかしいという方であれば、水に入っていない時だけでも帽子をかぶるようにしたり、ビーチパラソルや木陰など日陰に入る時間を増やして紫外線から頭皮や髪の毛を守りましょう。
プールや海水浴の時に行う正しいヘアケア方法:塩素や塩分をしっかり洗い流す
プールや海水浴で遊んだ後は、出来るだけ早く髪の毛を頭皮からしっかりと洗いましょう。
シャンプーが使えない施設の場合は、水やぬるま湯でしっかりと頭皮から塩素や塩分を洗い流せるように時間をかけてすすぐだけでもかなり変わります。
家に帰ったらシャンプーを使い、時間をかけてトリートメントを行ったり、髪を乾かす前に毛先に洗い流さないトリートメントを付けるなどして、塩素や塩分で傷んでしまった分ヘアケアを行ってください。
シャンプーは頭皮や髪の毛に優しい成分のアミノ酸系シャンプーを使い、1回目で髪の毛の絡まりをほどき2回目のシャンプーで優しく頭皮から洗ってしっかりすすぐようにしましょう。
プールや海水浴の時に行う正しいヘアケア方法:頭皮や髪の毛を正しく乾かす
プールや海水浴場でシャワーを使ったら、出来るだけしっかりとタオルドライをし髪の毛が早く乾くようにしてください。
髪の毛が濡れている状態が長く続くほど、頭皮環境が悪化してしまい頭皮や髪の毛には悪影響ですので、髪の毛から滴が垂れないくらいまでタオルドライする事が重要です。
プールや海水浴ではドライヤーまで設置してあるところは少ないですので、十分にタオルドライした後には洗い流さないトリートメントを髪の毛に馴染ませて髪の毛に必要な水分が奪われないようにしましょう。
プールや海水浴の時に行う正しいヘアケア方法:ビタミンCで塩素を中和する
こちらは特にプールの後におすすめなのですが、髪の毛や頭皮に残ってしまう塩素をビタミンCで中和し、除去する事でダメージを最小限に抑える事が出来ます。
ビタミンCと同じ働きをするアスコルビン酸ナトリウムは薬局や通販サイトで購入する事が出来ますし、500mlのペットボトルに5分の1ほどにカットしたレモンの搾り汁を入れるだけでも十分です。
プールから上がってシャワーを浴びた後に、塩素の臭いが無くなるまで髪の毛に振りかけて馴染ませて、その後はまたシャワーでしっかりと洗い流してあげましょう。
プールや海水浴の時に行う正しいヘアケア方法:こまめにUVケアを行う
日焼け止めクリームやサンオイルなどの使用が禁止されているプールもありますが、髪の毛にも使える日焼け止めを使用してUVカットすることもおすすめです。
日焼け止めは2時間程度しか効果が無いのでこまめに付け直す事が必要となり、日焼け止めを使っているからと直射日光にさらされていると頭皮や髪の毛が傷む事があるので、出来るだけプールや海に入っていない時は日陰で過ごすようにしましょう。
髪の毛に使える日焼け止めはスプレータイプのものが多く、水や汗に弱いものが多いためウォータープルーフのものを選ぶことがおすすめです。
プールや海水浴の時に行う正しいヘアケア方法:バランスの良い食事を摂り早めに就寝する
プールや海水浴に行った日は体が疲れているからと、バランスの良い食事が摂れない事もありますが、こういった時ほどしっかりと栄養面を考慮した食事を摂ることが必要です。
普段から脂質や糖質ばかりの食事だったり、ファストフード・コンビニ食が多いという方はその時点でハゲる可能性が高いので、出来るだけ緑黄色野菜やタンパク質・ビタミン・ミネラルを摂取できるようにしてください。
そして疲れている時は普段以上に質の良い睡眠を取るため、早めに就寝することもおすすめです。寝る寸前までスマホやパソコンなどを触ることは止め、リラックスした環境を作るためにも寝る3時間前までに湯船に浸かり身体を温めましょう。
抜け毛の原因と予防法
一般的に髪の毛は10万本ほどあり、正常な状態であれば1日に50~100本ほどの抜け毛が発生しては新しく生えるという事を繰り返しています。
抜け毛はホルモンの影響や食生活の偏り、睡眠不足・ストレスを始め紫外線による光老化や皮膚疾患、生活習慣など様々な事が原因で増える事もありますが、しっかりと対策を講じる事で予防する事も可能です。
プールや海水浴で頭皮や髪の毛自体にダメージを与えてしまう前、そしてダメージを受けてしまった後に行う抜け毛予防法を解説させて頂きましょう。
抜け毛予防法①バランスの良い食事を心がける
まず第一の抜け毛予防法は、頭皮や髪の毛に良い栄養素を含んだバランスの良い食事を摂ることです。
特に夏は暑さで冷たいものばかり摂ってしまう事が多いのですが、胃腸が冷えて働きが鈍くなり夏バテする原因になってしまいます。
暑い夏でも温かい食事を摂ることで夏バテしにくくなりますし、健康な髪の毛のためには春夏秋冬いつでもその季節に応じた旬の食材を食べる事がおすすめです。
特に髪の毛を作るためにおすすめな食べ物は、以下の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
抜け毛予防法②生活習慣を見直す
続いての抜け毛予防法は、髪の毛に対して悪い習慣になっている事が無いかをチェックする事です。
毛細血管を縮小させてしまう喫煙や、髪の毛を作る時に必要な栄養素を消費してしまう過度な飲酒、運動不足になれば全身の血流が悪化し、酸素や栄養素が頭皮にまで届かなくなるなど生活習慣は健康だけでなく髪の毛にも大きく関わっています。
髪の毛の育成に悪影響がある生活習慣を早めに減らしていくことが、抜け毛の予防方法になりますので喫煙している方は減煙する、飲酒の機会や量を減らす・エレベーターでは無く階段を使う等、少しづつでも対処していくよう心がけましょう。
抜け毛予防法③紫外線によるダメージを防ぐ
年々増加している紫外線は顔の肌の3倍以上、髪の毛や頭皮に降り注ぎダメージを与えています。
特に長時間紫外線を浴びてしまう屋外のレジャー、プールや海水浴の時に頭部の紫外線ダメージを防ぐことが抜け毛予防には必要なのです。
紫外線は4月から強くなり9月の終わりから10月初旬まで、真夏と同程度の紫外線量を浴びている事になりますので、帽子やUVカット効果のある日焼け止めを髪の毛や頭皮にも使用する事が重要です。
曇っている日でも晴れている時の50~80%程度の紫外線量がありますし、冬でも夏の約1/3程度ほどUV-Aが地表にまで届くので、年間を通して対策しておきましょう。
抜け毛予防法④質の良い睡眠をしっかり取る
4つ目の抜け毛予防法は、普段から質の良い睡眠をしっかりと取ることです。
人は睡眠中に成長ホルモンを分泌するのですが、成長ホルモンは髪の毛の素となるタンパク質を合成したり皮膚のターンオーバーを促進する、髪の毛を作る基になる毛母細胞の分裂を促進する、日中に受けた頭皮ダメージを回復させるなどの働きをします。
睡眠や成長ホルモンはメラトニンという物質も大きく関わっているので、メラトニンを増やすナッツや乳製品・根菜類を夕食に取り入れ、寝入ってから最初に訪れるノンレム睡眠をより深くさせるようにしましょう。
抜け毛予防法⑤正しいヘアケアを行う
夏に多くなる汗や皮脂の分泌を放っておくと毛穴に詰まり、髪の毛が成長するのを妨げ毛根に酸素が行き届かなくなるなどして抜け毛が増える事があります。
また、ほこりや雑菌と汗・皮脂が混じることで雑菌が繁殖し頭皮環境が悪化する事も多くなるので、正しいヘアケアを行い頭皮を清潔な状態にする事も大切です。
必ず1日の終わりに正しい方法でシャンプーをし、頭皮や髪の毛に負担をかけすぎないようなドライヤーのかけ方で乾かしましょう。
正しいシャンプーの方法・ドライヤーのかけ方は以下の関連記事を見ていただけると分かりやすいので、是非ご覧になってください。
抜け毛予防法⑥ストレスはこまめに発散する
ストレスを過剰に感じるようになると、自律神経のバランスを崩しやすくなり睡眠不足や食欲減退など、髪の毛の育成に悪影響を及ぼすので、抜け毛を予防する為にはこまめにストレスを発散する事が必要です。
ストレス解消法は一人ひとり変わりますが、身体を動かしたり親しい人と会う、映画やマンガ・小説などに没頭する、リラックスするなど趣味を楽しむこともおすすめのストレス発散方法になります。
抜け毛を気にしすぎる事もストレスになってしまいますので、あまり気にしないようにして今回ご紹介した抜け毛予防法を一つづつ試しているうちに抜け毛が減ると考えながら、自分に合ったストレス解消法を見つける事がおすすめです。
まとめ
今回はプールや海水浴でハゲるという噂は本当?運動後に行う正しいヘアケア方法や抜け毛予防法について解説させて頂きました。
夏は屋外で行うレジャーや運動など楽しいことが多い季節ですが、プールや海水浴の時は特に早めに真水やぬるま湯で髪の毛や頭皮に付着している塩素や塩分を除去し、紫外線への対策を十分に行う事がハゲる確率を下げるので、今回ご紹介している正しいヘアケア方法を試してみてください。
これまでヘアケアや紫外線対策をおろそかにしていて、薄毛になっている方でもこれ以上ハゲるのを防止して髪の毛を増やす方法はあります。
本当の薄毛の原因やこれからの対策を知りたいのであれば、専門家へ相談してみるのが一番の近道ですので、是非一度ご相談ください。