みなさんは、普段から運動をする習慣がありますか?日頃から運動をすることで「ストレス発散」や「生活の質を高める」ことが期待されています。
実は、運動は髪の毛にとっても良い効果(育毛)などが期待されていることをご存知でしょうか?
今回は、「運動をすることで髪の毛が増えるのか?」また髪の毛に良い運動の種類・強度などを解説していきます。
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運動をすることによるメリットとは?
運動をすることは体によいということは誰しもがご存知かと思います。日頃から運動習慣がある人は次のような効果があると厚生労働省より発表されています。
このように、日頃から運動をすることによって、心身共に健康的に維持することが出来ることが明らかとなっています。
体に良いということは、運動を続けることで髪の毛によって良い効果があるのでは?と期待している人は多いでしょう。
運動に育毛効果が期待できる?髪の毛は増えるの?
日頃からジョギングやスポーツを行うことで肉体的機能を活性化させることから、育毛にも効果が期待されています。
また、運動にはジムでのウェイトトレーニングのような短期間で強い負荷をかける「無酸素運動」、ジョギングやウォーキングなど酸素を使って筋肉を動かす「有酸素運動」に2種類に分類されます。
【有酸素運動と無酸素運動】 育毛効果が高い運動どっち?
どちらも健康的な体を作る上で必要不可欠ではありますが、髪の毛を生やすことに注目して、より育毛効果が期待される運動をご紹介します。
結論をお伝えすると、より高い育毛効果が期待されるのは、「有酸素運動」となります。
有酸素運動は、酸素を取り込みながら筋肉を動かす運動となりますのでその分、血中酸素濃度や血流量の増加が期待されます。
髪の毛を生やす上で重要なことは「毛根への血流量」です。
有酸素運動を継続的に行うことで、心肺能力が向上して、血液に含まれる酸素濃度をより高め、結果としてより良い栄養素を髪の毛へ届けることができるのです。
もちろん筋トレなどの無酸素運動も髪の毛によって良い働きがありますが、本記事では、より髪の毛への効果が期待される有酸素運動を解説します。
有酸素運動がハゲ予防に期待される理由とは?
運動をすることで、育毛効果が期待される理由として大きく2つ存在します。
- 血行促進
- ストレスの軽減
血行促進
運動をすることによって、全身の血行を良くすることができます。
運動をして全身の血行が良くなることによって、末端部分にある頭皮や手足にまでしっかりと血液が巡り、酸素や栄養を隅々まで届けることができるのです。
よって、髪の毛に十分な酸素や栄養を送ることができ、髪の毛の成長につながります。
運動を継続して行うことで、髪の毛を合成する機関である毛乳頭細胞や毛母細胞に栄養素を届ける毛細血管を増やす(血管新生)働きがあるとされています。
ストレスの軽減
運動をすることによって、ストレスが軽減されるといわれています。例えば、天気のいい日に家の近所を軽くジョギングしてみると、気分が良くなってくると思います。
また、運動にはストレスを軽減させるだけでなく、心身のストレス耐性を高める効果があると言われています。
日常的に運動を続けることで、セロトニンやエンドルフィンが供給され、ストレスや疲労解消に有効とされます。
- セロトニン:感情のコントロール、精神の安定に関わる神経伝達物質
- エンドルフィン:気分の高揚や多幸感をもたらす脳内伝達物質
ストレスが常にかかりやすい人などは、運動をすることでストレスを解消するだけでなく、ストレス耐性を強くすることが出来ますよ。
運動を行うときオススメの頻度や強度とは?
髪の毛の健康状態を維持する上で、最もオススメな運動方法は、「有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて行うこと」です。
この方法を無理をせず続けていくが薄毛改善に有効な対策法となります。
有酸素運動の頻度と強度について
- 可能であれば毎日行う
- 1回あたり、20〜30分程度
- 心拍数:最大心拍数の60~70%「やや楽である~ややきつい」程度
有酸素運動は20〜30分以上おこなうと、脂肪燃焼効果が高まり基礎代謝を高めることが出来ます。
また有酸素運動の強度は、「やや楽〜ややキツい」程度の運動強度を維持することで血行促進や免疫力が向上します。
くれぐれも怪我のないように無理をせず継続することが大切となります。
無酸素運動の頻度と強度について
- 毎日行う必要はない。
- 週に1回多くても2回程度
- 無理だけはしない
筋肉トレーニングなど理想的な体を作る上でたくさん行い人もいますが、筋肉を回復させるための期間をしっかりと確保しましょう。
そのため、週に1〜2回程度の頻度で行うようにしましょう。筋肉量が増えることで、代謝が上がりますので、更なる薄毛予防も期待されます。
運動不足は抜け毛の原因になる?
これまで、「運動には髪の毛を増やす効果がある」ことについてお伝えしましたが、逆に運動不足が続くと髪の毛にとって良くないデメリットをもたらすことがあります。
- 毛根への血流不良
- ジヒドロテストステロン(DHT)の増加
毛根への血流不良
運動をする習慣がないと、体の基礎代謝が低下して血流不足の原因となります。
血液を全身に巡り渡らせるパイプの役割をする血管は「動脈・静脈・毛細血管」の3種類あり、頭皮に通っている血管は毛細血管という細い血管です。
血行が良いと髪の毛に十分な栄養が行き渡り、健康な髪の毛に成長できますが、血行が悪くなってしまうと髪の毛が栄養不足の状態に陥ってしまい、その結果、髪の毛が細くなったり抜けやすくなってしまうのです。
ジヒドロテストステロン(DHT)の増加
男性型脱毛症(AGA)の原因とされるDHTは、汗や尿によって一定量は体外へ排出されます。つまり、運動不足の方は、運動習慣がある人よりDHTを排出しずらい状態となります。
また加齢とともに男性ホルモンの一つテストステロンは低下していきます。
テストステロンは、男性の肉体的・精神的な健康を保つ上で重要な働きを担っています。
体内の男性ホルモンの低下を防ぐために、テストステロンが酵素(5α-リダクターゼ)の働きによってより強いホルモンであるDHTへ変換されます。
運動は、体内のテストステロン量を維持する働きを役割があり、運動不足が続くと、DHTの量が増加して抜け毛が増加して薄毛になりやすい状態となります。
育毛効果が低い危険な運動とは?
激しい運動やキツすぎる運動を行うことは、髪の毛に良くない効果をもたらすことがあります。
キツい運動を行うことは、身体にとっては強いストレスとなり、血中の活性酸素を増加してしまう恐れがあります。
活性酸素とは「他の物質を酸化させる力が非常に強い酸素」であり、活性酸素が増えすぎてしまうと、毛根などを攻撃(酸化)させてしまい抜け毛の原因につながることがあります。
良かれと思って頑張り過ぎてしまうと、抜け毛を増やす逆効果になってしまうこともありますので、適度な強度で日頃から運動することを心がけましょう。
まとめ
本記事では、「育毛と運動の関係について」オススメな運動の種類や強度について解説してきました。
運動習慣を身に着けることは体の健康を維持するだけでなく、髪の毛を生やす上でも良い効果が期待できます。
ただし薄毛予防の効果があると言っても即効性があるものではなく、継続することが大切となります。
そのため、1日だけ頑張り過ぎて継続しないより、自分のできる運動ペースで行なっていく事が結果としてハゲ予防になります。
このように生活習慣1つ1つからより良くしていくことは髪の毛にとって非常に重要となりますので意識的に行うようにしましょうね。