薄毛と男性ホルモンの関係性とは?ホルモンを抑えるとハゲ対策になる?

薄毛 男性ホルモン

男性ホルモンが多いとハゲる」「男性ホルモンが少ないと男らしい身体にならない?」など、巷には様々な男性ホルモンと薄毛に関わる噂が絶えません。

今回は、男性ホルモンの量と薄毛にはどんな関係性があるのか、男性ホルモンを抑える事でハゲ対策になるのか?などといった噂や疑問について解説していきましょう。

男性ホルモンの多さが関係する体毛が濃いとハゲるのかという疑問については、以下の動画で詳しく解説していますので参考にして頂ければと思います。

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目次

そもそも男性ホルモンとは?

人間には100種類以上ものホルモンがあり、中でも成長や生殖器の発達に大きく関係するものがステロイドホルモンである男性ホルモン・女性ホルモンです。
男性ホルモンの代表としてはテストステロンがあり、テストステロンはデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)から生成され、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。

テストステロン・ジヒドロテストステロンは当コラムやAGAの事を解説しているサイトなどでもよく見かけるものですが、これらの男性ホルモンが体内でどのような働きをしているのか、まずは解説していきましょう。

テストステロンの働き

テストステロンは主に胎児・乳児期と思春期に分泌が増え、生殖器の形成や第二次成長期における骨や筋肉・生殖器の形成に深い関係性を持つ男性ホルモンです。
がっしりとした体つきや声変わり、体毛の成長といった思春期における体の変化を促進させる作用があり、テストステロンの分泌が少ないと性衝動の低下や精神的・神経的な症状によって不安感の増加や不眠、手足の冷え・多汗など様々な症状が起きてしまいます。

またテストステロンの分泌量が少ない場合は、より男性ホルモンの作用が強いジヒドロテストステロン(DHT)を生成してしまい、全身の体毛増加・前立腺肥大やガンへのリスク上昇といった作用があり、またDHTは男性型脱毛症(AGA)を発症させる原因になる男性ホルモンです。

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)の働き

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は副腎から分泌される性ホルモンで、男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンのエストロゲンを作るための材料となるホルモンです。
またDHEAには炎症を抑える作用や糖尿病や動脈硬化・腫瘍の予防、ストレスの緩和や性的欲求を高める作用があり、高い生活習慣病リスク低減効果から若返りホルモンや長寿ホルモンなどと呼ばれる事もあります。

睡眠不足・コレステロール抜きの食事が続くとDHEAの分泌が低下してしまい、テストステロンの分泌量が低下してしまう原因になるので生活習慣を見直し、健康的な生活を送ることが必要です。

ジヒドロテストステロン(DHT)の働き

ジヒドロテストステロン(DHT)は、テストステロンが5αリダクターゼという還元酵素と結合する事で生成される男性ホルモンです。
このDHTが髪の毛を作る毛乳頭細胞にあるアンドロゲン受容体と結合すると、毛嚢を収縮させ脱毛を促すTGF-βという脱毛因子が発生してしまうので、DHTは薄毛の原因になると言われています。

とはいえ、DHTは体にとって脳の認知機能や記憶調整に深い関係性があるため、悪玉男性ホルモンと言われがちですが存在していないと悪影響を及ぼしてしまう事もあるので、一定量は必要である男性ホルモンです。

関連記事:体毛が濃い人ほどハゲやすいって迷信は本当?毛深さと薄毛の関係を解説

薄毛と男性ホルモンの関係性とは?

主な男性ホルモンの働きを見ていただいた通り、薄毛の原因に男性ホルモンが関わっている事は確かです。
ただし、男性ホルモンの分泌が一番高まる時期である思春期に薄毛になる方が少ないことからも、男性ホルモンだけが原因で薄毛になる事は無いと考えて間違いありません。

薄毛になることと男性ホルモンには、どのような関係性があるのかについて解説していきます。

テストステロンが多いだけでは薄毛にならない

男性ホルモンの大部分を占めるテストステロンは、そのままの形であれば薄毛(AGA)を発症する事がありません
これはアメリカの解剖学者でもあり、現在のAGA進行指標であるハミルトン・ノーウッド分類表の名前にもなっているハミルトン氏による実験でも明らかにされています。

テストステロンは男性らしい体つきや生殖器の形成といった体の成長から、決断力や向上心などの精神面に影響を与えますが、抜け毛を増やしたりAGAを発症させるという研究データは存在しないのでご安心ください。

薄毛と関係性が強い男性ホルモンはDHT

テストステロンから変化してしまうジヒドロテストステロン(DHT)は、毛乳頭細胞内のアンドロゲン受容体と結合する事で脱毛因子を発生させ、髪の毛が抜けて薄毛を進行させます。
またDHTは皮脂の分泌を増やす作用があるため、脂漏性皮膚炎を発症させ抜け毛が増えてしまうという可能性もあるため、薄毛に深い関係性がある男性ホルモンと言えるでしょう。

とはいえ、適切な量であればテストステロンの補助や筋肉の増強・維持という大切な役割があるので、増やし過ぎてしまわないようにする必要があります。

男性ホルモンを抑えるとハゲ対策になる?

男性ホルモンの大部分であるテストステロンは、そのままの形であれば薄毛を進行させることも無く筋肉を増やして男性らしい身体を作り、積極性や決断力などバイタリティを高く保つ作用があります。

ただし、テストステロンは多すぎても少なすぎてもジヒドロテストステロン(DHT)へと変化してしまう可能性が高くなるので、一概に男性ホルモンを抑える事がハゲ対策になるとは言えません

テストステロンの分泌を抑えるとDHTが増える

テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化してしまうと薄毛になるからと言って、男性ホルモンの分泌が低下するようにしてしまうと、体内のテストステロン量が不足した分を活性度の強いDHTに働いてもらう必要があります。

DHTが増えてしまう事で毛乳頭内のアンドロゲン受容体と結合する確率が増え、脱毛因子が発生し髪の毛が十分に成長しないうちに抜け毛となり薄毛が進行してしまい、また心血管系疾患や肥満・糖尿病などの重大な疾患の原因にもなるのです。
正常の範囲内でテストステロンを分泌させる事が、ハゲ対策でもあり健康を損なうリスクを回避することにもなるといえます。

テストステロンの量が多すぎてもDHTが増える事がある

反対にテストステロンの分泌量が多すぎる場合、還元酵素である5αリダクターゼと結合する確率が高まりDHTへと変化する事が増えてしまうと考えられます。
元々DHTは全体のテストステロンから10%ほど生成され、認知・記憶の調整や筋肉の増強・維持などといった働きを持つのですが、DHTになるためには5αリダクターゼと結合する事が必要です。

もしもテストステロンの分泌量が多すぎたとしても、5αリダクターゼとの結合が少なければDHTになる割合が減少し、また毛乳頭細胞内のアンドロゲン受容体と結合しなければ脱毛因子も発生しないので、テストステロンの分泌量が多いからといって抑える事がハゲ対策になるとは考えにくいでしょう。

薄毛に深い関係性があるDHTを増やすのは5αリダクターゼ

DHTはテストステロンが5αリダクターゼという還元酵素と結合する事で増えるので、DHTを増やしすぎないようにするためには5αリダクターゼの働きを抑える事が必要です。
5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型は全身の皮膚にある皮脂腺や前立腺に、Ⅱ型は前頭部や頭頂部・ヒゲ・脇や陰部の毛乳頭や前立腺に存在し、主に5αリダクターゼⅡ型が薄毛に対して関係性が深いことが分かっています。

基本的に5αリダクターゼは遺伝的に量や活性度が高い低いということが分かっていますが、テストステロンの量が減少してしまうとDHTを産生するために5αリダクターゼの活性度が高まり、その結果薄毛が促進されるので5αリダクターゼは薄毛と深い関係性を持つと言えるのです。

【結論】男性ホルモンの量は適切にしておく方が良い

上記の事から、男性ホルモンが直接的に抜け毛を促すわけではないこと、テストステロンが少ないと5αリダクターゼが活性化してDHTを増やす、またテストステロンが多すぎても5αリダクターゼとの結合する確率が高くなりDHTが増えるという事が分かりました。

男性ホルモンの量は多すぎても少なすぎても薄毛を促進してしまう可能性がありますので、適切な量を分泌するようにしておく事がハゲ対策になります

ジヒドロテストステロン(DHT)を抑えるには?

最後にハゲ対策としてジヒドロテストステロン(DHT)を抑えるために有効な方法を4つ、ご紹介していきましょう。

  • 5αリダクターゼの活性を弱める
  • DHTを体外へ排出する
  • テストステロンの分泌を高める
  • その他DHTを増やす行動を控える

これら4つの対策が、なぜ薄毛に有効であるのかという事も含めて解説いたしますので、是非参考にして頂き日常に取り入れてみてください。

対策① 5αリダクターゼの活性を弱める

まず一つ目のDHTを抑える対策として、テストステロンがDHTになってしまうのを防ぐために5αリダクターゼの活性を弱めることが必要です。

5αリダクターゼの活性を弱める作用があるものとしてAGA治療薬がありますが、食事に亜鉛や大豆イソフラボン・ポリ-γ-グルタミン酸を取り入れる事も有効で、亜鉛には髪の毛の主な成分であるケラチンの合成にも必要な栄養素ですし、納豆に含まれる大豆イソフラボンやポリ-γ-グルタミン酸は5αリダクターゼの働きを阻害する成分としても有効だという事が分かっています。

またサプリメントでは、ノコギリヤシ・エクオールも5αリダクターゼの働きを抑える作用があるのでおすすめです。

関連記事:【抜け毛予防】髪の毛に良い食べ物・悪い食べ物ランキング22選

対策② DHTを体外へ排出する

DHTを抑える対策2つ目は、生成されてしまったDHTを体外へと排出する事です。
DHTは汗、または尿から体外へと排出されることが分かっているので、日常生活の中で適度に運動を取り入れたり、水分を多く摂取して排尿を増やすことでDHTを排出することが出来ます。

車や公共交通機関での移動が多い方や座りっぱなしの仕事をしている方は、出来るだけ通勤時に歩くようにしたり自宅でストレッチや筋トレを行うなどしつつ、意識的に水や麦茶などカフェインの少ないものを飲むようにする事がおすすめです。

またジュースやスポーツドリンクは糖分の過剰摂取になりやすいので避けるようにし、冷たいものは体を冷やしてしまうので常温~温水で体を冷やさないようにしましょう。

対策③ テストステロンの分泌を高める

3つ目のDHTを抑える対策は、テストステロンの分泌を高めることです。
テストステロンが不足してしまう事でDHTが増えている場合に有効で、中年以降の方や偏食の方は意識してテストステロンを増やすようにすることがDHTを抑えることに繋がります。

テストステロンを増やすためには原料となるコレステロールやタンパク質を摂取する事が重要なのですが、コレステロールばかり摂ってしまうと脂質異常症になってしまうので、栄養バランスが整った食生活を取り入れるようにしましょう。

またストレスをこまめに解消することや質の良い睡眠を取ること適度な運動や規則正しい生活を送ること性的な刺激を受けることもテストステロンを適度に分泌する為には必要となります。

対策④ その他DHTを増やす行動を控える

最後にご紹介する対策として、控えるべきDHTを増やす行動をご紹介していきます。
まず喫煙は年齢や体重などに関係なくDHTを増やしてしまうという事が、アメリカのオックスフォード大学による研究(※OXFORD ACADEMIC)で分かっており、また飲酒する事によってアルコールから生成されたアセトアルデヒドはDHTを増やしてしまうのです。

過剰な運動も筋肉を刺激する事でテストステロンが大量に消費されてしまいますので、喫煙している方はタバコの本数を減らし禁煙できるよう努め、飲酒は適度な量に抑えること、運動は軽い運動程度に留めて激しい運動を長期間行わないようにしましょう。

まとめ

今回は薄毛と男性ホルモンの関係性、男性ホルモンを抑えるとハゲ対策になるのか?という事について解説いたしました。

結論を申し上げますと、男性ホルモンの中でもジヒドロテストステロン(DHT)のみが薄毛に深く関係しており、さらに5αリダクターゼという還元酵素が薄毛との深い関係性を持ちます。
薄毛になりたくない方、また薄毛の進行を抑えたい方は5αリダクターゼの働きを抑えることが必要となりますので、日頃の食事に亜鉛や大豆イソフラボン・ポリ-γ-グルタミン酸を含む食品を積極的に摂取するようにしましょう。

また、DHTを増やしてしまう行動を避けるようにし、健康的な生活習慣を身につけていくことがおすすめです。

お一人では改善しにくい薄毛でも、専門家へ相談していただければ適切な対策をお伝えさせて頂くことが出来ますので、気軽にご相談くださいませ。

参考文献
大東製薬工業株式会社 テストステロンについて
オックスフォード大学
イーラル株式会社 男性特有の悩み
あすか製薬 男性ホルモン研究所 男性ホルモン=薄毛の原因って本当?

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この記事を書いた人

川上先生のアバター 川上先生 発毛技能士

スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店・渋谷店統括マネージャー

発毛技能士として年間200名以上の薄毛に悩みに乗っています。
1人でも多くのお客様のお悩みが解決し、笑顔が増え豊かな毎日を過ごしていける未来に向け、発毛技能士として全力でサポートさせていただきます。

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